煩悩を創造性に変える新たな試み
龍谷大学校友会が主催する「煩悩とクリエィティビティ」が、12月13日(土)にその幕を開けます。このプロジェクトは、煩悩を新しい価値を生み出す知性として再考し、私たちの宝に変える試みです。創造性を探求するこのイベントでは、俳優で国際短編映画祭の代表を務める別所哲也氏と、龍谷大学の仏教学者である野呂靖氏がともにトークを通じて、文化やエンターテインメントの枠を超えた煩悩の可能性を探ります。
煩悩をポジティブに捉える
一般的には、煩悩とは人間の欲望や悩みを指し悪いイメージを持たれがちですが、本プロジェクトはそれを一括りに否定するのではなく、私たちの暮らしや価値創造につながる力として捉え直します。「煩悩とクリエイティビティ」では、人の心に響く問いかけと共に、心の深い部分にある煩悩を理解し、活かしていくことの意義を考えます。
特別なゲストを迎えて
今回のトークイベントでは、別所哲也氏がメインディスカッサントとして登壇します。別所氏は、映画やテレビドラマなどで幅広く活躍し、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰。その活動は高く評価され、内閣府からも「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選出されています。彼の多様な経験を通じて煩悩の新たな側面を見出すことでしょう。
煩悩と仏教の深い結びつき
文化、エンターテインメント、そして仏教がどのように交わり合っているのか、別所氏と野呂氏が織りなす対話から、新たな視点が生まれることでしょう。仏教の教えが現代の人々にとっての煩悩理解にどのように寄与できるか、またそれが創造性を開花させる力になるのか、深い議論が期待されます。煩悩に潜む意味を見出し、私たち自身をより良い方向へと導いてくれるような凛とした空間を想像してみてください。
言葉の力と未来への指針
このイベントは、ただ情報を得るためのものではなく、参加者自身が新しい価値観を持ち帰ることを目的としています。日常生活の中でも煩悩と許容を通じて、クリエイティブな発想が引き出されるかもしれません。12月13日には、多くの人々がこの歴史的なイベントに参加し、その場で感じたことや学びを持ち帰ることが期待されています。
設定された日程と会場
特に注目すべきは、トークイベントが行われる午後4時から5時30分までの時間です。参加は無料で、龍谷大学深草キャンパスの慧光館101教室で開催されます。さらに、「まみれる煩悩」という体験型イベントも行われ、参加費は学生1,000円、一般2,000円で、軽食とドリンクが提供されます。
このように、煩悩をポジティブに捉え、新しい価値を創造するための探求を体験できるこのイベントに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?詳細は
こちらからご確認ください。