青山メインランドファンタジーの名作『ピーター・パン』、45周年記念公演が幕を開ける！

青山メインランドファンタジースペシャルミュージカル『ピーター・パン』開幕！

2025年7月28日、青山メインランドファンタジースペシャルのブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が45周年を迎え、東京国際フォーラムホールCで初日を迎えました。今年も多くの注目を集めるこの公演は、前回の好評を受けてさらに進化した演出と新しいキャストによって彩られています。

新しいキャストと新演出

ピーター・パン役には、引き続き山﨑玲奈が大胆に挑んでいます。彼女は3年連続でこの役を演じており、作品への愛情と飽くなき探求心で観客を魅了しています。彼女のフライングシーンは特に印象的で、観る者をネバーランドへと導きます。

フック船長役を演じるのは、ミュージカル界で数々の経験を積んできた石井一孝。今年のパフォーマンスでは、彼の新たな一面も見逃せません。コミカルな演出とともに、恐ろしさを兼ね備えた新しいフック船長像を見せてくれています。

ウェンディ役には、E-girls出身の山口乃々華が参加。彼女はネバーランドでの冒険を通じて、愛らしさとともに彼女の成長をしっかりと見せてくれます。フレッシュな演技と表現力が、作品に新しい風をもたらしています。

加えて、タイガー・リリー役の七瀬恋彩は、ブレイクダンスのプロとしても知られており、舞台でもその素晴らしい身体能力を生かしたパフォーマンスで観客を魅了します。ダーリング夫人役には実力派俳優の太田緑ロランスが登場。彼女もまた、優しさとユーモアを絶妙に融合させた演技を披露します。

45年の歴史と新たな試み

『ピーター・パン』は1981年に初演されて以来、世代を超えて多くの観客から愛され続けてきました。その長い歴史の中で、毎年新たな演出やキャストが加わることで、作品は常に新鮮さを保っています。今年の演出は長谷川寧が手掛けており、パペットやパルクールといった新しい要素が取り入れられたことで、舞台はよりダイナミックなものになっています。

開幕前の会見で山﨑玲奈は、「演出の長谷川さんが新たなアレンジを加えてくださることで、毎年が初演のような気持ちで演じることができています。今年は新キャストとも共演し、より深く作品に向き合うことができた一年です」と語りました。観客の期待が高まる中、彼女はその責任を感じつつ、精一杯のパフォーマンスを心がけています。

石井一孝もまた、「この作品が今でも多くの人に愛されている理由を、改めて感じています。良い物語と美しい音楽があってこその名作です。今年の音楽も本当に素晴らしいので、ぜひ楽しみにしてください」とメッセージを寄せました。

未来への期待

公演は2025年8月6日まで東京国際フォーラムで上演され、その後も群馬、大阪、福岡公演が続きます。新たなキャストのエネルギーと洗練された演出が観客を魅了し、また多くの人々に感動を与えることでしょう。この素晴らしい舞台を観るチャンスをお見逃しなく！

チケットは好評発売中。特別な「ネバーランドシート」や各種イベント情報については、公式ウェブサイトをご確認ください。