原口元気が語る挫折と復活。浦和レッズでの挑戦とは

原口元気の一歩一歩

サッカー選手の原口元気が登場する『NumberTV』第19話が、2025年4月24日よりLeminoで独占無料配信される。この特別なエピソードでは、原口選手が自身のキャリアの中で直面した挫折や、再起にかける強い思いを語っている。彼のサッカー人生は、希望と失望の波の中で壮大な物語を形成してきた。

原口選手は、2009年に浦和レッズにプロ契約を果たし、その後Jリーグデビューを果たした。彼の才能は早くから認められ、若干17歳という若さでトップチームへ昇格。以後、ドイツのブンデスリーガでの活躍を経て、日本代表としても名を馳せる。しかし、2022年のカタールW杯に向けての道は平坦ではなかった。

カタールW杯の衝撃

本来なら、自身の集大成として臨むはずだったW杯。予選を経て本戦出場を手にし、ドイツとの試合が決まった日、彼のモチベーションは最高潮に達していた。しかし、2022年11月1日に発表された日本代表選手リストには、原口元気の名前はなかった。彼はその知らせをネットニュースで知り、「正気でいられなかった」との言葉が印象的だ。

「自信が一瞬で崩れる感覚だった」と彼は振り返る。W杯への高い期待が、突如として打ち砕かれた瞬間だった。これまでの努力を思っても、挫折感は計り知れない。しかし、彼はそこで諦めることはなく、最後まで準備を続ける姿勢を貫いた。

守るべきチームと自分

その後、ブンデスリーガでの環境の厳しさを体験する原口選手。シュツットガルトへの移籍後も、レギュラーとして活躍することは叶わず、再び挫折感を味わうこととなった。だが、彼は昨年「ヨーロッパにしがみつくよりも浦和でのプレーを選んだ」として、約10年の時を経て古巣・浦和レッズに復帰。再び自らのサッカー人生を見つめ直す決断を下したのだ。

「優勝に導きたいという思いが強い」と彼は語り、やる気と情熱を秘めて現場に戻った。だが、彼はその道が容易でないことも理解しており、「どうやったらもう一度輝けるのか模索している」との言葉が胸を打つ。これは、ただのプレーにとどまらず、彼自身との戦いでもあるのだ。

心からの思い

今回の『NumberTV』第19話では、原口選手が語るサッカーへの情熱や、代表選手たちへの思いなどが深く掘り下げられる。浦和レッズというチームへの帰還は、単なる復帰にとどまらず、彼の中にある挑戦の象徴だ。原口選手は、過去の苦悩を乗り越え、真紅のユニフォームを再びまとい、勝利を目指し続ける。

この特別なインタビューを通じて、視聴者は彼の素顔やサッカーにかける誇りを感じることができるはずだ。ぜひ、彼の物語を『NumberTV』でお楽しみください。