ITでつながる地域貢献の新たな形
静岡県三島市に拠点を構えるIT企業、合同会社KUREBAが、浜松市の「浜松チアリーディングクラブ GEMS Kids」に向けた支援を発表しました。この取り組みは、世代や地域を超えた地域貢献の新たなモデルとして注目を集めています。
地域に根ざした活動と子供たちの成長
GEMS Kidsで子どもたちを指導する金井コーチは、障害をもつ方々の就労支援にも携わっています。彼女は、「チアリーディングと障害者支援は、私にとって深く結びついている」という想いを抱いています。練習を重ねて自信を持つようになった子どもたち、障害を持つ利用者たちが向上していく姿に感動し、その瞬間こそが彼女の活動の原動力となっています。
2023年11月から、GEMS Kidsはインクルーシブチームとしての新たな活動を開始することが決まっています。これは、障害を持つ子どもや不登校の子どもたちを広く受け入れる姿勢を示すもので、金井コーチはこの取り組みを通じてより多くの人に子どもたちの姿を知ってもらいたいと考えています。
KUREBAの理念と金井コーチの情熱が結びつく
合同会社KUREBAの代表、河合拓弥氏は、金井コーチの情熱に心を打たれてこの支援を決定しました。彼は「金井コーチが持つ『誰もが輝ける場所を作りたい』というビジョンは、私たちがシニア層の支援で大切にしてきた想いと通じる部分がある」と語り、ITの力で新しい挑戦を後押しすることを決めました。
今後、KUREBAはGEMS Kidsの公式サイトのリニューアルや、運営サポート、SNSを駆使した広報活動を通して、同クラブのニーズに寄り添い、包括的な支援を行っていく計画です。
IT技術がもたらす可能性
金井コーチは「専門的なITの力をお借りできることが本当に心強く感謝しています。支援を力に変えて、子どもたちがチアを通じて自信をつけ、多様性のある仲間と共に成長していけるよう、より一層力を入れていきたい」と述べており、この新しい連携が地域社会に与える影響への期待が高まっています。
地域のシニア世代の学びを支えるKUREBAと、障害者支援に情熱を持つ金井コーチが手を取り合うことで、子どもたちの可能性を開く新たな道が開かれることが期待されています。
2025年の大会に向けて
また、GEMS Kidsは2025年8月の競技会に向けて活動しており、そこでのグッドスマイル賞受賞を目標に掲げています。このユニフォームは青・銀・白のカラースキームを基本に設計され、チアリーディングの魅力を引き立てるものとなる予定です。
地域密着型のIT企業が、障害者支援や子どもたちの成長に貢献する姿勢は、今後のモデルケースになることが予想され、県内外からも多くの注目を浴びることでしょう。
【関連情報】
URL:
kureba.co.jp
所在地:静岡県三島市芝本町5番32号
代表:河合 拓弥
事業内容:シニア向けカルチャースクールの運営、法人向けIT支援サービス
URL:
hccgemskids.com
代表:金井 旭
事業内容:キッズ向けチアリーディングクラブ
URL:
ramp.co.jp
所在地:静岡県浜松市中央区連尺町314-31
代表取締役:若松 杏
事業内容:就労移行支援、IT教育、障がい者雇用支援