青森市住民調査
2026-08-18 12:08:46

青森市住民調査が明らかにした国体・障スポの認知度と観戦意向

青森市住民調査が明らかにした国体・障スポの認知度と観戦意向



東京に拠点を置く笹川スポーツ財団(SSF)は、富山大学の神野賢治准教授との共同研究に基づき、2026年に青森市で行われる『あおもり国スポ・障スポ』の認知度を測定する住民調査を実施しました。調査は2026年の2月から3月にかけて行われ、青森市の住民を対象に約2000人のサンプルから主体を抽出。733名の有効回答を得た結果から、様々な興味深いデータが得られました。

認知度の分析



調査結果から現在の認知度は45.6%で、「よく知っている」が5.8%、「まあ知っている」が39.8%という結果になりました。特に注目すべきは、40歳代以下の回答者の20%が『まったく知らない』と答えた点です。興味のある競技や観戦意向についても、国スポ本大会への関心は37.5%、障スポでは26.9%と、その数字が示しています。このことから、認知度の向上が今後の課題となることは明らかですね。

分野による認知度の違い



年代別に見ると、29歳以下では認知度が34.4%程度しかありませんが、40歳代以上ではこの割合が約50%に達します。このことは、年齢層によるスポーツイベントへの関心の高まりや経験が影響していると考えられます。また、特定の競技についての認知は、特に事前申し込みなしで観覧できる競技の存在についての知識が14.3%と低めでした。

さらに、若年層においては『ボランティア活動』や『ダンスコンテスト』といった関連イベントに対する認知も相対的に高く、この点からも年代別の関心のまり方が分かります。

大会の詳細への認知



国民スポーツ大会の内容潜在に関する認知の割合を見ると、『冬季大会が開催されること』が54.6%で最も高く、ついで『都道府県対抗で順位付けがされること』が49.6%、『学生から社会人が参加できること』が43.9%と続きます。国民スポーツ大会とは何か、その仕組みや目的に対する理解は、住民の間で少なからず浸透していることが理解できます。

青森市においては『あすなろ国体』が1977年に行われており、その時の関連インフラ整備が現在の住民にも意義深く捉えられています。これは33.1%の回答者に認識されていることからも、その影響力の大きさを表しています。

観戦意向の検証



国スポ本大会、障スポの観戦に関する意向も測定され、全体で国スポ本大会への観戦意向が37.5%、障スポが26.9%となりました。年代別では特に30歳代での意向が27.9%と低めですが、とりわけ40歳代から70歳以上では観戦意向が4割近くあり、世代間の格差が見え隠れします。

調査結果を通じて、青森市民がスポーツ大会をどのように受け止めているか、その実態を反映した結果であることが伺えます。これらのデータは、今後の大会関係者にとっては貴重な改善材料として活用されることでしょう。

まとめ



2026年に実施される国スポ・障スポに向けた本調査は、青森市住民の国民スポーツ大会への意識と認知度を深く探る重要なものでした。若年層への認識の低さやイベントへの興味を広げる機会の必要性が明らかになり、今後の地域活性化活動においても注目されます。大会終了後も継続的に調査が行われ、より多くのデータ収集が期待されます。これにより、地域社会におけるスポーツ文化の発展にも繋がることを願っています。


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