FC今治のオリジナルデザインマンホールがお披露目
愛媛県今治市において、地域の活性化を目指した「FC今治オリジナルデザインマンホール」が完成し、2025年J2リーグの開幕戦に合わせてお披露目が行われました。今回のプロジェクトは、今治市ガバメントクラウドファンディングを通じて多くの支援を受けて実現したもので、地元のサポーターの熱意が込められています。
デザインの背景と目的
FC今治を取り巻く地域社会への貢献を意図してデザインされたこのマンホールは、ファンサポーターはもちろん、多くの訪問者にも見てもらえることを願っています。地域の人々が集まる「アシックス里山スタジアム」に設置されることで、訪れた人々の目を引くこと間違いなしです。開幕戦のイベントにあたり、FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツからは、岡田武史会長と矢野将文社長が出席し、完成したデザインマンホールをお披露目しました。サポーターたちはその瞬間を見逃すまいと、スタジアムに集まりました。
参加者の声
岡田武史会長は、デザインマンホールのカラフルさについて「思ったよりもポップだ」と語り、完成度の高さに感慨を新たにしていました。彼は、「10年の歳月を経て、ここまで支援を受け、形にすることができたことに感謝しています」と述べ、FC今治の再始動からの成果を振り返りました。
一方、矢野社長は、クラブにとって重要な開幕戦にマンホールのデザインを反映できることについて感激を隠せず、「このアイデアは市職員の皆さんによって生まれました。おかげで、多くの人にFC今治に関心を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです」と語りました。
また、徳永繁樹市長も「多くの人からの寄付に感謝します。今後も第2弾、第3弾のマンホール制作を進めたい」と、さらなる発展への意気込みを見せました。
今後の展望
今後、「FC今治オリジナルデザインマンホール」は、今治市の中心市街地にも設置される予定です。この取り組みを通じて、FC今治への関心を高めるだけでなく、地域の愛着を醸成し、市全体が活気づくことを期待しています。特に、「地域と共に」というFC今治の理念が反映されたマンホールは、今後の成長を見守る象徴的存在になっていくでしょう。
支援してくれた皆さんのおかげで実現したこのマンホールは、単に足元のインフラとしてだけでなく、地域のアイデンティティの一部として、多くの人に豊かさと楽しさを提供し続けることでしょう。FC今治と共に歩む、「見えない力」としての役割を期待しています。