荒井商事、アフガニスタン地震被害への支援活動を実施

荒井商事、アフガニスタン地震被害への支援活動

2025年9月1日、日本時間でアフガニスタンにて大規模な地震が発生しました。この自然災害が及ぼした影響は甚大であり、特に人々の生活や食料供給に深刻な打撃を与えています。このような厳しい状況を受け、神奈川県平塚市に本社を構える荒井商事は、被災地への支援の一環として、認定NPO法人国際連合世界食糧計画（WFP）協会に対し、総額3,000,000円の寄付を行いました。

この寄付金贈呈式は、2025年10月22日に実施され、当社の代表取締役社長である荒井亮三氏が出席しました。彼は、「アフガニスタン国籍の会員企業が170社もあるため、我々にとっては他人事ではありません。この度の寄付は、私たちが日本国内に限らず、外国の方々にとっても大切な仲間として捉え、支援を続ける決意の表れです」と語りました。

国連WFP協会の事務局長である青木創氏も出席し、現在のアフガニスタンの現状について触れました。青木氏によれば、今回の地震により約96%の被災世帯が食料源を失ったとの情報が寄せられているとのことです。国連WFPは地震発生後数時間以内に緊急支援を開始し、約5万8,000人に対して食料供給を行った実績があります。

荒井商事の寄付は、過去にもミャンマー地震の支援を行ったことに続くものであり、青木氏は「荒井商事様の支援に感謝申し上げます」とのコメントも寄せました。このような企業の社会的責任に対する姿勢は、今後の社会における支援活動の手本となるものです。

この度のアフガニスタン地震によって生活に影響を受けたすべての人々、ならびにご家族に心よりお見舞い申し上げます。復興が進み、1日でも早く日常が戻ることを祈念いたします。

荒井商事株式会社について

荒井商事は1920年に米穀卸売業として創業し、105年の歴史を持つ企業です。主な業務内容としては、ブラジル最大手の飲料メーカーであるアンタルチカ社（現在のAmbev社）と提携し、貿易業の拡大を図ってきました。さらに、食品スーパー「アルズフーズマーケット」の運営や、中古車オークションの開催など、食に関連する多様な事業を展開しています。1987年には、トラックや建機、農業機械を取り扱うアライオークションを開設し、全国に7つの会場を持つオークションビジネスを展開。