感動のシリーズ最新作が登場!
長月天音による人気シリーズ「ほどなく、お別れです」から待望の最新作『ほどなく、お別れです遠くの空へ』が、2026年1月7日に文庫書き下ろしで刊行されます。今回の発表に際して、シリーズの累計販売部数が70万部を突破したことも報告されています。読者にとって、ますます楽しみな内容となっていることでしょう。
この物語は、主人公である大学生・清水美空の成長と人々との別れをテーマにしています。美空は霊を感じる特別な体質を持ち、葬祭ディレクターの漆原礼二と共に、様々な人々の「お別れ」に寄り添います。今回は、漆原の過去が掘り下げられ、物語に新たな深みを加えています。
ひとりひとりの物語が交差する場所
舞台は、コロナウィルスの影響が色濃く残るスカイツリー近くの葬儀場「坂東会館」。新型コロナの影響で、葬儀業界も大きな試練に直面しています。入社4年目の美空は、さまざまな事情を抱える人々と向き合いながら自身の成長を遂げていきます。特に、漆原の師である古参社員・水神からの特別な依頼が、美空に新たな発見と感動をもたらします。
物語の中では、交通事故に遭った料理人や夫の遺体との面会を拒む妻など、さまざまなケースが描かれ、単なる別れの儀式に留まらない、深い人間ドラマが繰り広げられます。また、著者の長月天音氏は、作品を通じて人々の営みや心の機微を丁寧に描写しています。
映画化も決定!
このシリーズは映画化もされ、主演には浜辺美波と目黒蓮が名を連ねています。映画監督の三木孝浩氏からは、「大切な人を見送る日はいつか必ずくる。その前に読んでほしい物語」といった推薦コメントが届いており、期待感が高まっています。
映画は2026年2月6日に公開予定で、ストーリーは原作に忠実に、感動の要素をしっかりと織り交ぜた作品となることでしょう。
読者へのメッセージ
長月天音の「ほどなく、お別れです」シリーズは、読者にとって心温まるだけでなく、人生の大切な瞬間を見つめ直す機会を提供してくれます。新作『遠くの空へ』は、その続編としてさらなる感動を見せてくれる作品です。また、これを機に、過去作もぜひ読んでみることをお勧めします。感動的な物語があなたを待っています!
書籍情報
- - 書名: ほどなく、お別れです 遠くの空へ
- - 著者: 長月天音
- - 発行: 小学館
- - 価格: 847円(税込)
- - 発売日: 2026年1月7日
映画情報
多くの感動が詰まった「ほどなく、お別れです」シリーズ、ぜひ手に取ってその魅力を体験してください。