AIストームがトラックファンド第4号を完売
AIストーム株式会社が展開する「トラックファンド」第4号が、満額で完売したことが発表された。これにより、第1号から第4号までの全ファンドが完売し、累計達成額は18.1億円、クローズ率は100%を記録。これは市場からの高い投資関心を反映した結果だ。
投資の実績と成長の可能性
AIストームのトラックファンド事業は2024年から始動し、これまでに第1号から第4号までのファンドを連続で完売してきた。特に、直近の第4号も迅速に完売し、成功的な実績を確立。1号から3号までで9.23億円を調達した後、短期間で第4号も満額でクローズし、累計で13.7億円を調達したのだ。これらの結果は、同社のファンドが市場での支持を受けていることを示し、今後の事業拡大に向けた強い基盤を築いている。
次号やその後のファンドも迅速に組成が進められ、1,000台の車両ネットワークの拡大や、EV比率を7%に高める計画が進行中である。これは、時価総額500億円を達成するためのロードマップにおいて重要なステップであり、成長の確度を一層高める要因となっている。
リース事業者・投資家へのアプローチ
この連続した完売状態を背景に、リース事業者や投資家にとっては導入・出資の好機が訪れている。AIストームのファンドに投資を行うことで、CAPEX負担を大幅に抑えるプランが提案されており、月々のリース料がキャッシュフローを平準化する設計になっている。また、整備や保険、車検、修理などもAIストームが担当するため、投資家は安心して運用することが可能だ。
さらに、最短1〜2年の償却や、早期売却、満了時の返却、当社買取など柔軟な出口設計も用意され、リース事業への投資が促進される。実物資産型の運用であるため、調達資金はすべて車両取得に充当され、キャッシュフローの源泉も明確にされている。
収益構造とさらなる計画
ファンドは、リース収入を主軸に運用されるが、LEDビジョン搭載車両の広告副収益も期待されており、今後の収益拡大に寄与する。2026年度末には1,000台の車両を保有するネットワークを目指し、その一部ではEVトラックの実証運行も予定されている。これにより、運用効率の向上と出口の多様化が図られるだろう。
また、AIダイナミックプライシングや配車最適化SaaSの開発も進められており、これらが運用効率を改善し、出口の質をさらに高めることが期待されている。
今後の展望
AIストームは、その連続満額クローズの実績を基盤に、さらなる成長を目指している。新たに第5号ファンドを募集開始し、調達資金は全て車両取得に充当。より強固な事業基盤を築いていく方針である。
今後、安定したリース収入と広告副収益をもとに、2027年度に時価総額500億円を達成するための道筋が形成される。投資家にとっても注目の成長事業となることは間違いないだろう。
会社概要
- - 会社名:AIストーム株式会社(旧 株式会社ジェクシード)
- - 代表取締役:今井俊夫
- - 所在地:東京都千代田区神田錦町 3-17-11 榮葉ビル9階
- - 事業内容:AI事業、AI教育、AIプロダクト開発、ERP/HRコンサル、LEDビジョン、トラック販売・リース、アドトラック広告、IT機器販売 等
- - 企業HP:https://www.ai-storm.co.jp