ヒョンデモーターグループが2025年におけるIIHS安全評価で最高評価を獲得
ヒョンデモーターグループは、2025年に米国道路安全保険協会(IIHS)から15のモデルでトップ・セーフティ・ピック(TSP)またはトップ・セーフティ・ピック・プラス(TSP+)を受賞したことを発表しました。これにより、同グループは2年連続で、世界中の自動車メーカーの中で最多の評価を得ており、衝突安全性能におけるリーダーとしての地位を確立しています。
特に、2025年型のヒョンデのELANTRA(エラントラ)、SONATA(ソナタ)、KiaのK4といったモデルがTSP+を獲得しました。これにより、すでに受賞歴のあるモデル、IONIQ 5(アイオニック5)、IONIQ 6(アイオニック6)、KONA(コナ)など、合計で15モデルが高評価を取得しました。
近年、IIHSは安全性評価基準を厳格化し、特に後部座席乗員保護について新しい基準を設けています。2025年型では、後部座席に設置されたダミーを用いて、衝突試験がより現実的に行われ、TSP+を獲得するためには「良好」と評価される必要があります。これに対して、TSP評価には「許容」とされる程度の評価が求められます。
新たな基準では、スモールオーバーラップ前面衝突試験や側面衝突試験で「良好」な評価を得ること、昼夜を問わず歩行者と接触を回避できる評価が「許容」以上であること、全モデルにおいて一定の基準を満たすヘッドライト装備も求められるため、多くの基準をクリアしたモデルのみが評価を受けることが可能です。
IIHSは、交通事故による被害を減少させるための研究及び評価を行い、消費者や政策立案者への啓発活動を行う独立した機関です。TSPおよびTSP+の評価は、北米の自動車業界において非常に重要な指標として広く認知されています。ヒョンデモーターグループが今回実績を上げたことは、自社のブランドイメージにも大きく寄与するでしょう。
ヒョンデの未来への取り組み
ヒョンデは、1967年の設立以来世界中で事業を展開し、従業員数は12万人を超えます。その理念である「Progress for Humanity」に基づいて、持続可能なモビリティの実現に向け、日々革新的な技術の開発に取り組んでいます。水素燃料電池車や電気自動車を推進し、より良い未来を見据えたイノベーションを追求しています。未来のモビリティサービス提供のために、ロボティクスや先進的な空の運輸システムにも投資し、様々な革新を行っています。
より詳細な情報については公式サイトをご覧ください。
ヒョンデモーターグループ公式サイト