NTTSportictの「マチスポ」が栄誉ある受賞
2025年11月26日、東京ビッグサイトで行われた第13回スポーツ振興賞の授賞式で、株式会社NTTSportictが提案する「スポーツDXを活用したまちづくり『マチスポ』」が「経済産業省 商務・サービス審議官賞」を受賞しました。この受賞により、マチスポの全国展開がさらに加速되는ことが期待されます。
スポーツDXとは何か
「マチスポ」の理念は、「あなたの頑張る姿を、あなたの誰かに届ける」こと。単なる試合やイベントの映像配信に止まらず、地域のスポーツを活性化させることを目的としています。これは、地域住民やスポーツ愛好者が、自分の町で行われているスポーツの魅力に触れられることを意味しています。
受賞の背景
受賞の理由は、「マチスポ」が地域スポーツの活性化において、先進的な事例として高く評価された点です。特に注目されたのは、AIカメラ「STADIUM TUBE」による無人撮影・自動編集・配信機能。これにより、地域スポーツの情報を、従来の約90%の人手をかけずに発信できるようになりました。そして、その結果、地域住民の93%が満足という高い反応を示しました。
全国への導入状況
現在、「マチスポ」は全国の自治体で導入が進んでいます。大分県別府市、沖縄県石垣市、埼玉県熊谷市、三重県志摩市など、多くの地域で取り組みが行われています。また、協定を締結し実証事業を進行中の自治体も多数あり、その数は北は北海道から南は沖縄まで広がりを見せています。
利用者の声
「マチスポ」を利用した地域の住民からのフィードバックも寄せられています。「遠くに住む祖父母が孫の試合を観戦できた」という声や、「憧れのプロ選手から遠隔指導を受けることができた」という喜びの声があがっており、これは新たな交流の場を創出しています。
未来へ向けた展望
今後、NTTSportictは「スポーツ映像化」「スポーツ情報発信」「スポーツ施設DX」を一体的に進め、地域社会の更なる活性化に寄与することを目指しています。特に、SDGsに貢献する持続可能なまちづくりにも取り組む予定です。それにより、スポーツのみならず、観光や文化、防災といった様々な分野においてもDXの恩恵を提供できるでしょう。
株式会社NTTSportictの代表取締役社長、中村正敏氏は、「この度の受賞を励みに、地域の活性化をさらに推進していく」と語っています。また、「スポーツ合宿誘致や地域スポーツの振興を進める中で、様々な地域と連携して新しい価値を提供できるよう努める」と意気込みを新たにしています。
まとめ
「マチスポ」は、地域にスポーツの楽しみや感動を届ける新たな取り組みとして注目です。今後も全国の自治体と連携しながら、地域活性化に向けた施策を展開し、全国のスポーツシーンを盛り上げていくことでしょう。是非、今後の展開にご注目ください。