特別な音楽体験!神奈川フィルによるクラシックコンサート
2025年6月14日、横浜市緑区民文化センターみどりアートパークにおいて、『神奈川フィルメンバーによる楽しく学べるコンサートvol.2』が開催されます。このイベントでは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏者が登場し、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの三大巨匠についての深い学びを提供します。
このコンサートの魅力は、単なる演奏会に留まらないところにあります。みどりアートパークの近接した舞台と客席は、音楽体験をより臨場感あふれるものにしてくれます。音楽に精通した神奈川フィルの演奏者が、楽曲や使用される楽器の解説はもちろん、公演の裏話やエピソード等も織り交ぜながら、耳を傾ける人々と共に音楽の世界を探求していきます。
これまでのコンサート経験がない方や、クラシックをよく知る方々も楽しめる「学べる音楽体験」が詰まったこのイベントは、まさに「こんな演奏会があったらいいな」を叶える絶好の機会でもあります。コンサートの中心的な演奏者は、ソロでも活躍する松尾茉莉さんを含む神奈川フィルの新進気鋭のメンバーたち。彼らと、ピアニストの大貫夏奈さんと共に音楽を存分に味わうことができます。
三大巨匠の隠れた「苦労」
コンサートのテーマとなるのは、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが直面した知られざる苦労です。過去の音楽家たちは、上流階級の人々を相手に演奏や教育を行い、その見返りとして報酬を得ていました。しかし、音楽家たちは常に求められる才能と創造性を維持し、しなければならない刺激的な環境にさらされ続けました。
ハイドンは、その人情味あふれる音楽と勤勉さで次々と名作を生み出しましたが、反対に、モーツァルトは独自の斬新な旋律と技術によって周囲から理解を得られず、常に就職難に苦しむ姿がありました。またベートーヴェンの才能が評価される一方で、彼の気難しい性格や周囲との関わり方から、時に周りから煙たがられることもあったのです。
プログラムと曲目
今回のコンサートでは、特にこれらの巨匠たちがフランス革命前後に作曲した作品が特徴的です。曲目には、モーツァルトの「メヌエットkv.64」や「弦楽四重奏第21番」、さらにベートーヴェンの「弦楽三重奏曲」と「ヴァイオリンソナタ第8番」、そしてハイドンの「弦楽四重奏第77番」などがラインナップされています。音楽の深い理解とともに、時代背景を知ることで、彼らの作曲に込められた思いをより深く味わうことができるでしょう。
開催概要とチケット情報
この印象的なイベントは、以下の概要で実施されます。
- - 開催日: 2025年6月14日(土)
- - 会場: 横浜市緑区民文化センターみどりアートパーク
- - 時間: 開場13:30 / 開演14:00(上演時間:約2時間)
- - チケット料金: 一般2,000円 / 高校生以下1,500円(全席指定・税込)
チケットは現在カンフェティにて発売中です。未就学児の入場はご遠慮いただいておりますので、ぜひ公式サイトを訪れて詳細をご確認ください。コンサートで、歴史の中に息づく音楽の力を体感しましょう!