初心者から日本代表まで！アルティメットイベントの盛況レポート

アルティメットの魅力を広げるイベントが静岡で開催！

2025年10月4日と25日、11月3日にわたり、「ECOPA ULTIMATE DAYS」というアルティメット体験イベントが静岡県袋井市で行われました。このイベントは、一般社団法人アザレア・スポーツクラブが主催し、100人以上が参加したことでも注目されました。特に初心者から日本代表経験者まで、多様な年齢層が集まることで、アルティメットの幅広い魅力を実感できる場となりました。

アルティメットって？

アルティメットはフライングディスクを用いて行われるチームスポーツで、基本的には7人で構成されるチームが攻撃と防御に分かれてプレーします。アメリカンフットボールやバスケットボールといった他のスポーツと同じような要素がありつつも、身体接触を禁じているため、男女や年齢を問わず誰もが気軽に楽しめるのが大きな特長です。そして驚くべきことに、アルティメットには審判が存在せず、選手自身がフェアなプレーを心がけるという「セルフジャッジ」という仕組みが導入されています。これにより、参加者はスポーツの楽しさに加え、相手を尊重する気持ちも育むことができます。

イベントの内容

この3日間のイベントでは、参加者がアルティメットの基礎を学べるよう、特別講師として元・アルティメット世界選手権日本代表の杉山延広氏が講義を行いました。最初はディスクの持ち方や投げ方など、基本的なルールを学び、そして参加者同士でのパス交換を実施。少しずつ自信を持ったところで、チームに分かれてのミニゲームを行い、最後は7対7の本格的な試合形式で競い合いました。

特に印象的だったのは、3日間で計106名がイベントに参加し、女性の参加者が24％を占め、世代も10代から70代まで幅広かったという点です。多様なバックグラウンドを持つ参加者が共にプレーすることで、アルティメットの魅力がいっそう引き立った瞬間でした。イベント後のアンケートでは、「非常に満足した」との回答が65%を占め、全体の97.3%が今後のイベントへの参加意向を示す高評価を得ました。

参加者の声

参加者の中には、小学生の子どもたちから大人までおり、それぞれがこの体験を通じてアルティメットの楽しさを感じた様子が伺えます。「小さな子供でも楽しめた」との感想や、「文化系だった私でも楽しめた」との声も多く、年齢や性別の壁を越えて一緒に楽しめる雰囲気があったことはイベントの成功と言えるでしょう。

また、参加した親御さんからは「子どもが楽しく参加できて、ぜひクラブに参加したい」という声も寄せられ、アルティメットへの関心がいっそう高まりました。このように、スポーツが家族や仲間とのつながりを生むきっかけとなることも、このイベントの豊かな経験です。

地域スポーツの未来へ

今回の『ECOPA ULTIMATE DAYS』は、アルティメット競技の魅力を広げる重要な一歩となりました。今後もこのイベントは定期的に開催される予定で、参加者から寄せられた意見を元に、プログラムはさらに進化していくことでしょう。特に、ラグビーや他のスポーツとのコラボ企画も期待されており、地域のスポーツ文化がさらに活性化されることが見込まれます。次回の開催は2026年4月以降予定で、今後の展開に目が離せません。イベント参加者はもちろんのこと、地域の皆様もぜひご期待ください！

このように、エコパでのアルティメット体験は、参加者全員にとって価値ある思い出と学びの機会をもたらしました。