新作ホラー映画『〇〇式』の概要
映画レーベルNOTHING NEWが発表した新作中編ホラー映画『〇〇式』。この作品は、“参列型映画”として位置づけられ、観客自身がその“式”の正体を解き明かす体験を提供する。監督を務めるのは、恐怖をテーマにした作品で定評のある近藤亮太。彼は、過去に『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』を監督し、ホラー映画界での存在感を強めている。
近藤亮太監督の理念
近藤監督は、映画づくりを儀式に信じており、観客はまさにその儀式の参列者であると語る。「従来の映画体験とは異なり、皆が集まり、時間や空間を共有することで、その儀式の本質が証明される」と述べており、観客には招待状もなく、自由に参列することができるという。
ホラー作家も参加
『〇〇式』では、ホラー作家のくるむあくむが共同脚本を担当。彼は、日本のホラージャンルでの独特な視点を持ち、代表作に『N』というホラー漫画がある。くるむは、観客に自らの感覚を信じて式を体験してほしいとコメント。彼の言葉によれば、この作品は「普通の式」とは一線を画すものになるだろう。
物語の中心にある“式”
『〇〇式』は、“式”の正体を探る物語。タイトルに絡む“式”が何を意味するのか?それは祝福をもたらすものなのか、それとも別れの儀式なのか?観客が興味を持つのは、まさにその問いであり、40分にわたる鑑賞中に答えを見つけていくことだ。
主要キャストと先行上映
メインキャストには、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』に出演する九十九黄助、そして『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の吉田ヤギが名字を連ねている。彼らの演技も期待される。映画は6月27日(金)に下北沢のシモキタ - エキマエ - シネマ「K2」で先行上映され、その後全国で公開される予定だ。
視覚的な驚きも期待
映画の事前情報では、予告編も公開され、映像美や音声効果が観客を引き込む要素となっている。ホラー映画ファンにはたまらない仕上がりになることが期待される。
観客はただ座って見るのではなく、参列者として参加し、“式”の一部を担うことが求められる。これまでの映画の体験とは異なる新しいスタイルのホラーや thrill が待ち受ける。ぜひ、未来の新感覚映画体験に期待したい!