前田工繊株式会社の2026年中間期決算発表
2026年2月13日、前田工繊株式会社は2026年6月期の第2四半期(中間期)の決算を発表しました。報告によると、売上高は37,904百万円で、前年同期比16.5%の増加を記録しました。これは同社の土木・建築資材の取引が想定以上の進捗を見せたことが背景にあります。
売上と利益の詳細
利益面でも良好な結果が続き、営業利益は7,175百万円(前年同期比0.3%増)、経常利益は為替差益を計上し、7,859百万円(同8.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益も5,406百万円(同9.4%増)と、全体的に前年の好成績をさらに上回る結果となりました。
ソーシャルインフラ事業の成果
特に注目すべきは、ソーシャルインフラ事業の成長です。主力の土木・建築資材事業は、公共工事における資材の納入が順調に行われ、特に盛土補強材が好調です。その他、海洋関連資材や河川護岸用資材など多岐にわたる資材が堅調に推移し、売上および利益ともに前年を大きく上回りました。また、同社の関連グループによる他の事業も概ね計画通りの進捗を見せており、市場の需要に対する適応力の高さを伺わせます。
ただし、水産加工事業に関しては、販売単価の下落が響き、繁忙期の売上が予想を下回ったことから、前年同期から売上・利益が減少しました。それでも、子会社化した企業の業績が寄与し、全体の成長を支えています。その結果、当セグメントの売上高は25,171百万円で前年同期比34.1%増、営業利益は5,161百万円で同16.8%増という素晴らしい数値を達成しました。
インダストリーインフラ事業の状況
次に、インダストリーインフラ事業についてですが、自動車用鍛造ホイール事業では、国内のOEM販売数量の減少が影響しましたが、海外市場およびアフター市場向けは好調です。特にBBSジャパンとBBS Motorsport GmbHの売り上げは、前年の大口取引の減少により影響を受けたものの、概ね計画通りの進捗を見せています。
さらに、精密機器用ワイピングクロスなどの各種産業資材事業は、好調な販売を維持しており、売上・利益両面で前年同期を超えています。こうしたセグメントの成果を受け、当セグメントの売上高は12,732百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は2,739百万円(同19.4%減)となりましたが、全体としては頼もしい成長を示しています。
前田工繊の長期的展望
前田工繊は、1972年の設立以来、インフラ整備や維持に尽力し続けてきました。土木資材の製造や各種繊維を原料とした事業の展開を通じて、地域社会の安全で豊かな生活を支えています。特に、「ジオシンセティックス」の領域において、同社は他社にはない技術力を誇っており、ますます災害に強い国土作りに貢献する姿勢を貫いています。
今後も前田工繊の成長が続くことに期待がかかります。詳細な決算内容については、同社の公式ウェブサイトを通じてご確認いただけます。