スポーツで描く持続可能な未来
国際オリンピック委員会(IOC)が手掛ける新たなシンクタンク『Tech365 Explore』が、スポーツとテクノロジーを活用して持続可能な社会の実現を目指して始動しました。このシンクタンクは、世界中から厳選された25のイノベーターチームによって構成されており、最新技術を駆使したスポーツ関連の活動を通じて、社会変革の推進に取り組みます。
Tech365 Exploreの背景
IOCは、Beyond SportおよびWomen Winと共に『Olympism 365 イノベーションハブ』を開設し、その一環として『Tech365 Explore』を立ち上げました。このイニシアティブは、スポーツを利用して持続可能な社会を創出するための新しい対話の場を提供することを目指しています。特に2025年には、このシンクタンクの支援を受けながら、より多くの社会変革に向けたイノベーションが生まれることが期待されています。
一般社団法人スポーツを止めるなは、先進的な「1252プロジェクト」においてアジアから唯一のイグナイト365アワードを受賞したことを契機に、Tech365 Exploreに参画しました。このネットワークを活用し、学生アスリートの成長を支援するプログラムを世界に広げていく方針です。
1252プロジェクトの取り組み
1252プロジェクトは、女子アスリートが直面する生理に関する課題を解決するため、正しい情報を提供し、楽しく学ぶことができるプログラムを展開しています。特に生理にまつわる体調の変化に対して、相談の場を提供することで、女子アスリートの成長を支えることを目的としています。オンラインでの授業や様々な情報発信を行い、社会全体で女子アスリートを支える仕組みを築いています。
IOCのイニシアティブとその意義
『Olympism 365 イノベーションハブ』は、社会的課題に対してスポーツを活用した解決策を模索するプログラムであり、Beyond SportおよびWomen Winと共に行っています。これにより、地域のニーズに即したスポーツプログラムを通じて、社会的変革を促進し、持続可能な開発を目指す活動を行っています。例えば、Worldwideで950万ドル(約14億円)の支援を通じて、世界75か国のプロジェクトに対して助成を行うとともに、地域団体の能力開発もサポートしています。
スポーツを通じた社会的インパクト
『スポーツを止めるな』は、2020年に学生アスリートの成長を支援するために設立されました。SNSを駆使して活動を広げ、日本のトップアスリートや専門家たちからの賛同を得て、自立を目指す若者をサポートしています。特に生理とスポーツに関する問題への取り組みは、女子アスリートの健康を守るために重要な役割を果たしています。
まとめ
『Tech365 Explore』は、IOCが推進するスポーツを愛する全ての人々にとって未来に期待が持てるプロジェクトです。持続可能な社会の実現に向けて、多様な価値観をもった人々が集うシンクタンクは、スポーツを通じて新しい技術とアイデアを融合させ、地域社会の未来を切り開く力となることでしょう。私たちもその動向に注目しながら、スポーツがもたらす可能性を探求していきたいと思います。