話題作『この夏の星を見る』
2025-06-11 11:38:22

辻村深月の話題作『この夏の星を見る』がついに児童文庫版で登場!映画化も決定

辻村深月の新作、角川つばさ文庫で登場!



2025年7月4日(金)、辻村深月氏の話題作『この夏の星を見る』が実写映画として公開予定です。これに先立ち、本日2025年6月11日(水)には、角川つばさ文庫版が上下巻で同時刊行されました。この作品は、2020年の新型コロナウイルスの影響を受けて、オンラインで星を探す競技に取り組む若者たちの姿を描いており、特に子どもたちに耳寄りな内容となっています。

児童文庫版の特長



角川つばさ文庫版では、すべての漢字にルビが振られているため、子どもたちが読みやすく、手に取りやすい仕様になっています。また、上下巻それぞれに約20点の美しい挿絵が盛り込まれており、イラストは人気イラストレーター・那流氏が担当。表紙合わせることで一枚の絵が完成するデザインも魅力的です。

物語の背景



物語は、新型コロナウイルスの流行真っただ中の2020年春から始まります。中学1年生の主人公、真宙は新入生として唯一の男子生徒。しかし、「学校がずっと休みのままであってほしい」という思いとは裏腹に、クラスメイトに誘われて理科部へ入ることになります。その部活では、星を見つける速さを競う「スターキャッチコンテスト」が行われており、彼は仲間の亜紗や円華と共にオンラインでの交流を深めていくのです。

登場人物



真宙の周囲には、同じように新型コロナに影響を受けた友人たちがいます。ビデオ通話を通じてつながる亜紗は合宿中止に落ち込んでおり、親友の円華は思わぬ距離を感じています。彼らが一緒に星を探し、共に困難に立ち向かうことで育まれる絆が、物語の核となります。

注目の著者とイラストレーター



著者の辻村深月氏は、2004年にデビューして以来、多くの文学賞を受賞してきました。その作品は、深い心理描写が特徴であり、幅広い読者から支持されています。彼女が描く物語は、リアルな人間関係の中での成長や友情をテーマに持っており、若い世代にも響く魅力を持っています。また、挿絵を担当している那流氏は、子ども向けの作品で高い人気を誇るイラストレーターであり、その独自のスタイルが作品に彩りを添えています。

書籍情報



  • - 『この夏の星を見る 上』
- 作:辻村深月
- 絵:那流
- 発売日:2025年6月11日(水)
- 定価:990円
- ISBN:9784046323644
- 詳細URL

  • - 『この夏の星を見る 下』
- 作:辻村深月
- 絵:那流
- 発売日:2025年6月11日(水)
- 定価:990円
- ISBN:9784046323651
- 詳細URL

最後に



辻村深月の心温まる物語と色とりどりなイラストが魅力の『この夏の星を見る』。実写映画化も決まっており、ますます注目を集める作品です。この素晴らしい本を手に取り、星を追いかける主人公たちと共に素敵な夏の思い出を作りましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: この夏の星を見る 角川つばさ文庫 辻村深月

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。