横浜のジャズ界の新星、壷阪健登がエリントンに捧げる特別公演！

神奈川で響くジャズの旋律

神奈川の文化芸術を支えている神奈川県民ホール。50年の歴史を持つこのホールで、今秋、新世代ジャズ・ピアニストの壷阪健登による特別な凱旋ツアーが行われます。今回は、ジャズの巨星デューク・エリントンをテーマにした4日間にわたる公演です。

横浜は、ジャズの熱気が息づく場所です。大正時代には日本初のジャズが演奏され、第二次世界大戦後は多くのアメリカ兵が居住し、進化を続けてきました。そして今回、横浜で生まれた壷阪がこの地で彼の音楽を響かせることは、特別な意味を持ちます。

壷阪健登の魅力

壷阪は、名門バークリー音楽院を首席で卒業後、ヴァーヴからデビューアルバムを発表し、その才能を広く認知されています。彼は世界的なジャズピアニスト小曽根真のプロジェクト「From OZONE till Dawn」にも参加し、作曲・編曲家としてもその実力を発揮。彼の演奏は、スタイリッシュでエレガントである一方、グルーヴ感に満ちており、聴衆を魅了します。

今回のツアーでは、同世代のジャズメン、ベーシストの高橋陸とドラマーの中村海斗と共にトリオを形成し、エリントンの名曲はもちろん、自身のトリビュート作品も披露します。これにより、エリントンの音楽と壷阪の新たな解釈が相まって、まさに音の対話が生まれることでしょう。

デューク・エリントンの輝き

エリントンは「デューク」との愛称で知られる音楽の巨匠で、その洗練された音楽は、ジャズの地位を押し上げただけでなく、映画音楽の世界にも多大な影響を与えました。彼の名曲の数々は今なお多くの人に愛され、ジャズのスタンダードとして演奏され続けています。今ツアーでは、そんなエリントンの歴史に触れつつ、壷阪自身の音楽も表現されるのです。

公演詳細

公演は神奈川県内の複数の会場で実施され、チケットは一般3,000円、若者割引が500円と手頃です。横浜のジャズの息吹を感じられる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでください。

また、ツアーは、毎回異なる魅力に満ちており、壷阪とゲストミュージシャンたちの掛け合いも楽しめます。特に、壷阪が新たに書き下ろしたエリントン・トリビュート曲に期待が寄せられています。熟練の技と新しい感性が融合した音楽の旅に、あなたも参加してみませんか？

加えて

「C×JAZZ（シー・バイ・ジャズ）」は、神奈川県民ホールが贈る新たなシリーズで、過去、現在、そして未来の音楽をつなぎます。壷阪健登の公演を通して、ジャズの新たな可能性や魅力を再発見できることでしょう。音楽の力を信じて、多くの人々が集い、新たな歴史が刻まれます。ぜひ、壷阪健登の音楽の世界に触れてみてください！