フレスコボール大会
2025-06-13 13:44:52

日本フレスコボール協会が2025年の大会開催を発表!楽しさと防災を結ぶイベント

フレスコボールリクゼンタカタカップ2025の幕開け



日本フレスコボール協会(JFBA)は、2025年8月9日と10日の二日間、岩手県陸前高田市の高田松原海水浴場で『フレスコボールリクゼンタカタカップ2025』を開催することを正式に発表しました。この大会は、JFBAの活動の一環として今後のフレスコボールの普及と地域貢献を目的としています。

高田松原の歴史と意味


開催地である高田松原は、“奇跡の一本松”を有し、2011年の東日本大震災により大きな被害を受けた場所でもあります。約7万本の松が消失した後、2021年に海水浴場としての再スタートを切り、JFBAは2022年からここで公式戦を行っています。大会は陸前高田市観光物産協会の協力を受けて進められ、地域の復興にも貢献する意義深いものであると言えるでしょう。

日本中の選手が集結する大会


『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025』の一環として開催される本大会には、多くの選手が参加予定です。選手たちは「陸前高田だけは必ず行く」と言うほど、この場所に特別な思いを持っています。JFBAはイベントを通じて地域の魅力を再発見し、コミュニティの結束を高めることを目指しています。また、今大会は日本選手権である『フレスコボールジャパンオープン』の前哨戦としても位置付けられており、国内のトップ選手たちのスリリングな技が見られることが期待されています。

防災・減災のメッセージ


本大会のメインコピーは「つなげ、ラリー。つなげ、防災・減災」です。フレスコボールを楽しむことで、参加者自身だけでなく他者の命も守れる存在になれるよう、という願いが込められています。選手は試合を通じて、地域の安全への意識も高める役割を担っています。

加えて、今年度は岩手大学三陸委員会との連携を図り、「防災・減災」をテーマにした学びのプログラムも用意されています。また、東北地方整備局の「水辺・絆プロジェクト」にも採択され、被災地域の活性化に貢献する活動を続けています。

フレスコボールの魅力


フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロに起源を持つビーチスポーツです。1945年に考案され、今や多くの場所で楽しまれています。このスポーツの特徴は、対戦相手ではなく、協力し合ってラリーを続けるという点にあります。5分間の競技時間中、プレイヤーは7メートルの距離を保ちながら、自らの技術を披露し合います。そのため、思いやりのスポーツとも称されています。

現在、日本には27のJFBA公認地域クラブと6つの公認学生団体が存在し、フレスコボールを通じてコミュニティが形成されています。JFBAはこのスポーツの魅力を広めるために、2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県に地域クラブを設立することを目指しています。

まとめ


フレスコボールリクゼンタカタカップ2025は、地域貢献とスポーツの楽しさを融合させる特別なイベントです。この大会を通じて、選手たちが自己の技術を競い合いながらも、地域の安全意識を高めることができることが期待されています。ぜひご家族や友人と一緒に参加し、この魅力あるスポーツを体感してみてはいかがでしょうか。


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