日テレ・東京ヴェルディベレーザがWEリーグ初優勝
令和7年7月2日、板橋区において女子プロサッカーリーグ「2024-25 SOMPO WEリーグ」で初めての優勝を果たした日テレ・東京ヴェルディベレーザに対し、板橋区文化スポーツ国際交流優秀賞が贈呈されました。これにより、地域とチームの絆がますます深まるきっかけとなりました。
優勝の瞬間
日テレ・東京ヴェルディベレーザは最終節でジェフユナイテッド市原・千葉レディースに3-0で見事な勝利を収めました。この一戦は緊張感に満ち、勝利によってチームはINAC神戸レオネッサと同じ勝ち点に達しました。しかし、得失点差で勝り、強豪チームが集まるWEリーグでの栄冠を手にすることができたのです。
ベレーザは、日本女子サッカーリーグで17回の優勝歴を誇る名門チームであり、2021年に開幕したWEリーグでの優勝は彼らにとって特別な意味を持つものでした。
板橋区からの祝福
表彰式では、坂本健・板橋区長がコメントを寄せ、「この度の堂々たる優勝、心よりお祝い申し上げます」と選手たちの努力を称賛しました。坂本区長は「私たち区民は大きな感動と誇りを抱いております」との言葉で、地域の応援の力を強調しました。この優勝が板橋区とベレーザの関係をさらに深め、地域作りに寄与することを願うとの思いが語られました。
選手たちの思い
優勝したベレーザの小林海青選手は、「この成果は板橋区民のサポートのおかげです」と感謝の意を表し、新たな目標としてWEリーグの連覇、国内3冠、さらにはアジアの舞台での4冠達成を宣言しました。彼女は「ぜひ試合に足を運んでほしい」とファンへのメッセージも忘れませんでした。
チームの未来と地域貢献
東京ヴェルディ株式会社の代表取締役社長、中村考昭氏も、「板橋区民の皆様と共にWEリーグ優勝の報告ができることを感謝しています」とコメントし、今後も地域と共に歩んでいくことの大切さを強調しました。チームはアジア大会への出場も控えており、引き続き板橋区民と共に戦い続けることを約束しています。
社会貢献に向けた活動
日テレ・東京ヴェルディベレーザは単にサッカーだけでなく、地域の発展にも力を入れています。彼らはホームスタジアムである味の素フィールド西が丘を拠点に、多岐にわたる地域活動を展開し、特に清掃活動や地元企業との協力によるプロジェクトに取り組んでいます。平成27年には板橋区との連携協定を締結し、地域活性化に向けた活動を続けています。
まとめ
日テレ・東京ヴェルディベレーザのWEリーグ初優勝は、チームの可能性を示すと同時に、地域との新たな絆を築く重要なステップとなりました。これからも選手たちは挑戦を続け、支えてくれるファンと共にさらなる高みを目指して邁進することでしょう。私たちも彼女たちの活躍を心から応援し、地域の誇りを共に高めていきたいものです。