ジュリアン・マッケイの革新が東京に上陸
2026年2月7日と8日、東京のBunkamuraオーチャードホールで開催される「ジュリアン・マッケイ presents アート・オブ・ダンス」に注目が集まっています。これは、バイエルン国立バレエ団のプリンシパルとして活躍するジュリアン・マッケイが、世界のトップバレエダンサーたちを集めた特別なバレエガラです。
舞踊芸術の新たな形
本公演は、従来のバレエガラ公演の枠を超える革新性を秘めています。クラシックバレエ、コンテンポラリーダンス、日本の伝統芸術、映像、そして生演奏を融合したプログラムが展開され、観客には多様性あふれる舞踊の進化を体感できることでしょう。ジュリアン・マッケイ自身の芸術的ビジョンと表現哲学が凝縮されたこの舞台は、新しい国際シリーズの第一弾として位置づけられています。
参加予定のダンサーたちは、パリ・オペラ座バレエ団やマリインスキー・バレエなどから名だたるアーティストばかり。
- - レオノール・ボーラック(パリ・オペラ座バレエ団)
- - マリア・ホーレワ(マリインスキー・バレエ)
- - オシエル・グネオ(バイエルン国立バレエ団)
- - ポール・マルク(パリ・オペラ座バレエ団)
- - クセニア・シェフツォワ(バイエルン国立バレエ団)
- - ヴィオレッタ・ケラー(バイエルン国立バレエ団)
- - リカルド・カステジャーノス(ノルウェー国立バレエ団)
- - マーク・シムズ&ジョー・ブラトコ・ディクソン(バイエルン国立バレエ団ジュニアカンパニー)
プログラムのハイライト
世界初演作品「アヴァランチ」
この特別な公演では、話題の作品「アヴァランチ」が世界初演されます。振付はエドワード・クルグによるもので、ジュリアン・マッケイ自身が出演。ダンスが持つ苦悩とインスピレーションの交錯を描いたこのソロ作品は、必見です。
文化の調和を象徴する「型(Kata)」
能楽囃子ユニット「ナニワノヲト」とのコラボレーションによるパフォーマンスは、伝統と現代バレエの融合を実現。新たな文化の価値を提示します。
ロマンティックな「ル・パルク」
愛のパ・ド・ドゥが展開される「ル・パルク」は、空中のキスが象徴的で、観客を魅了します。
他にも、レディオヘッドの音楽にのせ、現代的な解釈で描かれる「Radio and Juliet」など、多様なプログラムが用意されています。
特別な出演とイベント
2月7日の公演では、俳優の
三浦宏規 が特別出演し、能楽囃子ユニット「ナニワノヲト」と共演します。また、ロビーではファッションアイコン
DJ PELI が音楽を提供し、和洋の文化が交わる空間を演出します。
2月8日には、18歳以下の観客のために無料招待が実施されるなど、若い世代への芸術体験の機会が設けられています。
ジュリアン・マッケイのプロフィール
ジュリアン・マッケイはアメリカ・モンタナ州出身。11歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに入学し、正規ディプロマを取得した初のアメリカ人になりました。国際バレエコンクールでも数々の受賞歴があり、ジュリアンは舞台だけでなく文化的なリーダーとしても活動しています。彼の設立したMackay Productionsは、世界各地でバレエや映像制作を手掛け、多様な表現を追求しています。
注目のバレエガラ「アート・オブ・ダンス」には、バレエ界の多様性が詰まった体験が待っています。この機会をお見逃しなく!
開催概要
- - 公演名: Julian MacKay presents -The Art of Dance-
- - 日程: 2026年2月7日(土)・8日(日)
- - 場所: Bunkamuraオーチャードホール
- - チケット情報: 【価格】SS席: 25,000円、S席: 12,000円、A席: 9,000円、B席: 6,000円、C席: 4,000円
詳細は公式サイトでの確認をお勧めします。新たな舞踊の潮流を体感できる貴重な機会、この公演をお見逃しなく!