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島村楽器、補聴器専門店「Baton」を浦和PARCOにオープン

音楽の楽しさを提供することを企業理念として掲げる島村楽器株式会社が、2025年6月8日、埼玉県さいたま市の「浦和PARCO」に補聴器専門店「Baton」をオープンします。この新業態の立ち上げは、音楽の延長線上で人々の生活をより豊かにすることを目指した施策の一環です。

なぜ補聴器販売事業に参入したのか？

島村楽器は創業以来、楽器販売や音楽教室といった音楽関連サービスに力を入れてきましたが、近年、特にシニア層の会員数が増加し、音の聞こえに悩む人々が多いことが明らかになりました。また楽器演奏者も長期的には難聴リスクがあることから、音楽教室を通じて得た知識や経験を活かし、補聴器販売に乗り出すことを決定しました。

「Baton」の意味と願い

「Baton」とは、英語で指揮棒を意味し、オーケストラの中で音楽を導く象徴的な存在です。この店舗の名前には、顧客に自身の人生において主役として生きてほしいとの思いが込められています。また、コミュニケーションや心のつながりを重視し、人々の架け橋となることを目指しています。

店舗の特長

専門家によるサポート

「Baton浦和パルコ店」には、補聴器の専門家である「認定補聴器技能者」が常駐。お客様のライフスタイルに合った補聴器の提案を行い、丁寧に調整してくれます。医療機関への案内も可能です。

防音室でのフィッティング

防音室には5.1chのサラウンドシステムを搭載しており、実際の生活に近い音環境で調整ができます。この設備により、補聴器の性能を最大限に引き出すことが可能です。

難聴体験コーナー

家族向けには、難聴の聞こえ方を体験するコーナーを設置。これにより、補聴器の重要性や効果を実感してもらいます。

リモート調整の導入

忙しいシニア世代に配慮し、購入後の補聴器調整がリモートで行える体制も整っており、便利で迅速なサポートが受けられます。

オープン記念キャンペーン

店舗のオープンを記念して、6月8日から8月31日まで特別なプレゼントやキャンペーンも実施されます。この機会にぜひ訪れてはいかがでしょうか。

企業としてのビジョン

島村楽器は、補聴器の販売を通じて「高齢化社会」や「健康寿命の延伸」といった社会的課題にも取り組んでおり、音楽と健康への貢献を目指しています。新しい価値の創造とともに、音楽がもたらす豊かな生活の支えとなるでしょう。

島村楽器は今後、補聴器だけでなくさらなる新規事業を展開し、より多様な顧客ニーズに応え続けることでしょう。

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