PAPAMOがつくば市と提携し新たなオンライン発達支援サービスを始動

PAPAMOがつくば市とタッグを組む！オンライン発達支援サービスの開始

発達支援を必要とする子どもたちに新しい可能性を提供するため、PAPAMO株式会社は茨城県つくば市と連携し、オンライン発達支援サービス「へやすぽアシスト」の実証事業を開始することを発表しました。これにより、運動とテクノロジーを駆使した新たな支援モデルの構築を目指します。

背景にある「療育難民」の現状

最近、PAPAMOが行った全国療育調査では、療育を希望しているにもかかわらず受けられない「療育難民」が48.6%に達していることが明らかになりました。この数字は、支援の受け皿が不足している現状を示しており、52%を超える保護者がオンラインでの発達支援に対して関心を持っていることからも、今回の取り組みの重要性が浮き彫りになります。

「つくば市未来共創プロジェクト」とは

つくば市が進める「未来共創プロジェクト」は、市民、企業、教育機関、行政が協力して新たな社会的価値を生み出すことを目指しています。このプロジェクトの一環として、PAPAMOはオンライン発達支援サービスの実証実験を行うこととなり、地域の課題解決に寄与することが期待されています。

オンライン療育の新たな取り組み

2026年1月から始まるこの実証事業では、つくば市内の小学校1～3年生を対象に、6ヶ月間にわたり「へやすぽアシスト」を通じたオンラインレッスンが無料で提供されます。理学療法士・作業療法士によるマンツーマンのサポートを受けることで、発達に課題を抱えるお子様を支援し、どこでも安心して療育を受ける環境が整います。

PAPAMOの代表取締役、橋本咲子氏は、地域の皆さんと連携してこの挑戦に取り組むことができることに感謝し、持続可能な支援体制の構築に向けた熱意を語りました。彼女は、”この実証を通して、子どもたちが持つ驚くべき可能性を引き出し、新しい社会のインフラを築いていきたい”と述べています。