VicOneとBlock Harborの新たな協業
トレンドマイクロの子会社であるVicOneは、自動車向けのサイバーセキュリティに特化した企業です。この度、北米のBlock Harborとの協業を広げ、日本市場に向けた新たなサービスを展開することを発表しました。今回の提携は、自動車産業の安全性を一層高めるために重要なステップです。
協業の目的と背景
VicOneは、これまで自動車関連のサイバーセキュリティソリューションを提供しており、特にTARA(脅威分析・リスク評価)やペネトレーションテストに関する需要が増加しています。これに応える形で、Block Harborとの協力を強化し、日本市場により効果的なサービスを提供することとなりました。両社のリソースと専門知識を掛け合わせることで、顧客の多様なニーズに応える新しいサービスを展開します。
Block Harborの実績と特徴
Block Harborは、北米での経験を生かして多くの自動車メーカーやサプライヤーに対し、サイバーセキュリティサービスを提供してきました。特に、VSEC(Vehicle Security Engineering Cloud)というプラットフォームを用いて、より効率的かつ費用対効果の高いセキュリティ対策を実施しています。このような背景を踏まえた上で、日本市場においても高品質なサービスの提供が期待されます。
提供するサービス内容
新たに強化されるサービスには、TARAに基づく脅威分析、リスク評価などが含まれます。また、コネクティッドカーにおけるペネトレーションテストに特化した支援も行われます。VicOneは、顧客開拓と窓口を担当する一方で、Block Harborと連携して具体的な実務支援を行い、確かな成果を上げていく方針です。
今後、協業が成果を収める段階で、Block Harborの最先端プラットフォームであるVSECも、日本市場に投入される予定です。これにより、VicOneはより包括的な自動車セキュリティ支援体制を整え、顧客のさまざまなニーズにお応えします。
VicOneの役割と展望
VicOneは、脆弱性調査から分析、さらに幅広いセキュリティ対策ソリューションの提供を行っています。自動車業界における複雑なニーズに対応し、顧客が安心して自動車を製造・運用できるようサポートを強化していく方針です。また、今後も様々な業界リーダーとの連携を図り、進化し続けるサイバー脅威に対応する企業であり続けることを目指しています。
企業情報
VicOneについて
VicOneは、2015年に設立された自動車サイバーセキュリティの専門企業で、自動車産業向けに広範なサイバーセキュリティソリューションを提供しています。トレンドマイクロの持つ技術力を活かし、安全な自動車社会の実現を支援していきます。詳細は
VicOne公式サイト をご覧ください。
Block Harborについて
Block Harborは、2015年にミシガン州デトロイトで設立され、自動車向けサイバーセキュリティの分野で注目されています。彼らの「モビリティ社会のサイバーセキュリティをより安全に」というミッションのもと、業界をリードする専門知識と技術を提供しています。詳しい情報は
Block Harbor公式サイト をチェックしてください。