富山西部ベースボールクラブが描く未来
富山西部ベースボールクラブが「10年後も野球ができる場所を」というテーマのもと、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、地域の野球文化を守り、未来の選手たちに野球を続けられる環境を提供することを目指しています。現状、全国的に野球人口が減少しているため、地域の中学校ですらチームを編成するのが難しい状況です。
クラウドファンディングの背景
富山西部ベースボールクラブは、富山市立呉羽中学校・芝園中学校・西部中学校の3校の学生を対象とした「地域移行クラブ」として2024年に設立されました。これにより、部活動の未来に関する新しい形を確立しようとしています。現在、教育現場では部活動の地域移行が進んでおり、富山市でもスタートが切られたばかりです。元教員や現職の教員たちが共感し、このクラブ設立に動き出しました。
クラブ設立の理念
「仲間と一緒に野球をする楽しさを感じてほしい」「地域に根差した野球部を作りたい」との思いから、クラブの設立が進められ、地域の未来を担う子どもたちのために野球の場を提供するプロジェクトが実現しました。
持続可能なクラブ運営への挑戦
このクラウドファンディングを通じて、富山西部ベースボールクラブが目指すのは「ボランティア依存からの脱却」です。公的な支援がない中、運営費はすべてクラブ自身が賄わなければなりません。しかし、指導者には正当な報酬を支払う必要があるため、経済的負担の軽減と質の高い指導の両立が求められています。
具体的な資金の使途
今回のクラウドファンディングで得た資金は、以下のように活用される予定です。
- - 安全対策費: AEDや熱中症対策品
- - 備品購入費: バットやボールなどの野球道具
- - 指導者への報酬
これにより、子どもたちが安心してプレーできる環境を整えます。
クラウドファンディングへの参加方法
このプロジェクトの支援募集は、2025年8月10日から9月30日まで実施されます。目標金額はいくつかの段階に分かれており、最初の目標である30万円から、最終的には80万円を目指しています。支援者には感謝の気持ちを込めた返礼品も用意されており、例えばオカモト代表直筆の応援色紙などがあります。
詳細なプロジェクト情報はこちらから確認できます。
地域の連携と未来へ向けて
富山西部ベースボールクラブは、地域の学校や関係者と連携を深めながら、持続可能な仕組みを構築していきます。子どもたちが安心して野球に打ち込める未来を実現するため、皆様の温かいご支援をお待ちしております。
この機会に、今一度地元のスポーツを応援し、子どもたちの未来を守る活動に参加しませんか?