SUPER FORMULAの特別交流イベント開催
SUPER FORMULAは、2025年9月29日に静岡県立科学技術高校で特別な交流イベントを開催します。これは、同プログラムに参戦しているROOKIE Racingのエンジニアとメカニックが、未来を担う高校生へのキャリア教育支援活動の一環として行うものです。
学生への魅力発信
当日は、若者にモータースポーツについての魅力を伝え、レースにかかわる仕事やものづくりの楽しさについてお話しします。このイベントの目的は、技術者としてのキャリアを考えるきっかけを提供することです。
特に、イベントではトークショー形式での交流が行われ、ROOKIE Racingのエンジニアである東條力氏とメカニックの錦織健氏が講師を務めます。彼らは、自らの体験談やモータースポーツの現状、必要なスキルについて熱く語ります。参加するのは、機械工学科の1年生と2年生で、計81名の学生が候補となっています。
実体験を通じた学び
座学
トークショーでは、レーシングチームの役割やエンジニア、メカニックの仕事についての具体例を紹介します。また、モータースポーツがなぜ魅力的なのか、ものづくりにはどんな楽しさがあるのか、必要な経験やスキルについても説明します。質疑応答の時間も設けられており、学生たちの疑問に直に答える貴重な機会となります。
体験学習
さらに、14時10分からは実際のレーシングマシン「SF13」が展示され、乗車体験も行います。学生たちはこのワクワクする体験を通じて、モータースポーツへの理解を深めることでしょう。記念撮影や体験の様子はメディアにも公開され、多くの人々にこの活動を知ってもらう機会となります。
地域とのパートナーシップ
この交流イベントは、静岡県とSUPER FORMULAを運営する株式会社日本レースプロモーション(JRP)との「地域連携パートナーシップ」に基づいています。このパートナーシップは、地域のモータースポーツ振興と地域活性化を目的としており、双方向の協力関係を築くことを目指しています。
JRPは、地元に愛されるモータースポーツを実現するため、全国の自治体や参戦チームとの連携を強化しており、これまでにも多数の地域と締結を行ってきました。静岡県との連携を通じて、より多くの若者にモータースポーツの楽しさと意欲を伝えることが期待されています。
SUPER FORMULAの魅力
SUPER FORMULAは、F1に次ぐ速さを誇り、すべての車両やタイヤ、エンジンに性能差がなく、「イコール・コンディション」が特徴です。このため、ドライバーの実力が勝敗を決定づける要素となります。2024年には過去最高の来場者数を記録したこのシリーズは、2025年には国内5サーキットで全12レースが開催される予定です。20以上のチームが参加し、熱い戦いが繰り広げられます。
今後も、SUPER FORMULAは地域との連携を深め、モータースポーツの魅力をさらに広げていくことでしょう。ぜひ、この貴重な交流イベントに注目していただきたいと思います。