地域の伝統を紡ぐ酒造り『THE CRAFT SAKE』石川編
2023年8月31日、JDSが推進する地域活性化プロジェクト『satonokaプロジェクト』の一環として、「THE CRAFT SAKE 地域の銘酒を訪ねて ~石川編~」の放送が開始されます。この新しいシリーズでは、石川県における酒造りの伝統と革新について、特に加賀や能登の酒蔵が取り組む姿を全3話で紹介します。
石川の酒造りの魅力
今回の『THE CRAFT SAKE』では、地域の特性に根ざした酒造りの魅力を掘り下げていきます。石川は、豊かな自然環境と深い歴史を有しており、独自の風土が育んだ酒造りを探求します。特に、加賀や能登地区の蔵元が伝統を守りつつ、新たな挑戦を続ける姿勢に焦点が当たります。
知るべき酒蔵たち
このシリーズでは、5つの酒蔵が紹介され、そのそれぞれが持つストーリーが視聴者を魅了します。
数馬酒造
能登半島地震による影響から再起を目指す数馬酒造の取り組みや、従業員たちの結束力が新しい酒を生み出しています。酒が持つ温かさと流れるような風が、能登の魅力を伝えてくれます。
福光屋と鶴野酒造
福光屋は創業400年を誇る酒蔵で、特に契約栽培米を使った純米酒にこだわっています。鶴野酒造と共同で新たな酒造りに挑む姿は、震災の逆境を希望に変える力強さを感じさせます。このコラボによって生まれた新酒がどのような味わいを届けるのか、期待が高まります。
車多酒造と櫻田酒造
どちらも酒造りにおいて技術や風土を重視し、特に山廃仕込みの名門として知られる車多酒造。その車多酒造が、震災の影響を受けた櫻田酒造とともに新しい酒を作り出す現在進行形の試みが注目です。
復興と新たな挑戦
このシリーズの特筆すべき点は、2024年1月の能登半島地震の影響を受けながらも、酒造りを通じて復興を目指す姿勢です。特に、珠洲市や能登町の酒蔵たちにとって、新しい掛け声や悩みを乗り越えて生まれるお酒が期待されます。
配信情報
この番組はsatonokaチャンネルで放送されるほか、初回は8月31日の日曜日に「特集 まるごと石川」として全エピソードが放送されます。また、SNS上では気軽に視聴できるYouTubeの公式チャンネルでも、期間限定で数馬酒造編が公開されますので、ぜひこの機会に直接その魅力に触れてみてください。
地域活性化に向けた取り組み
JDSでは、今後も地域の魅力を発信し、地域の人々と連携した新しい価値を創造していくことを目指しています。『satonokaプロジェクト』がその一環となり、地域活性化に寄与する様々な方策を探っていく姿勢は、まさに未来を照らす希望の光です。
石川の酒造りは、伝統と革新の物語です。ぜひこの機会に、地域の酒文化に触れてみませんか?