TechBiz2025の技術
2025-09-09 11:03:19

海外進出を目指す8つの技術が選ばれたTechBiz2025の全貌

TechBiz2025:新たな国際展開のための革新的技術



2023年、経済産業省によるコンテンツ海外展開促進事業「TechBiz2025」において、8つの企業とその技術が採択されました。このプログラムは、コンテンツ技術を核としたビジネスマッチングを目指し、日本の企業や研究機関が持つ価値ある技術を世界にアピールするための支援を行っています。対象となる技術は、11月19日から21日まで開催される「INTERBEE IGNITION X DCEXPO」での展示や、英語によるピッチを通じて広く知られることになります。

採択された技術の詳細



1. 合同会社inoree:非言語コミュニケーション技術


合同会社inoreeが開発した技術「OQTA」は、伝統的日本文化の「余白」の思想をデジタルコミュニケーションに応用したものです。この技術は、感情や関係性を深く共有することを目的とし、特に非言語的な要素を重視しています。最大8人のコミュニティ間でリアルタイムに「想い」を視覚化する「お祈りマップ」も展開され、ユーザー同士のエモーショナルなつながりを促進します。

2. 株式会社槌屋:静電式布状スピーカー


槌屋が開発した静電式布状スピーカーは、軽量でフレキシブルな特性を持ち、音響体験の新境地を開きます。このスピーカーは、音の位置を特定しにくくする特殊な音場空間を形成し、臨場感あふれる体感型の音響演出を可能にします。スポーツイベントや展示会など、多様なシーンでの利用が期待されます。

3. 株式会社SAFEHOUSE:ENHUMAN


ENHUMANはリアルな動きを持つフォトリアルなアバターを提供する技術で、対人サービスや教育においてその利活用が進むと見込まれています。AIを利用して、ビジネスシーンにおける正確な情報伝達や多言語対応を可能にし、日々の業務を効率化していくと期待されています。

4. MPLUSPLUS株式会社:フレキシブルLEDディスプレイ


防水性と耐風性を持つ新型LEDディスプレイを開発したMPLUSPLUS。屋外イベントでも使える軽量かつフレキシブルなこのディスプレイにより、スポーツやマーケティングイベントでの映像表現がさらに進化します。

5. 株式会社SHOSABI:身体と脳の質を高める


SHOSABIの技術は、「100年間動き続けられる身体と脳」を実現するためのもので、ボディリーアウェアネスを科学的に可視化します。運動能力の向上に特化したフィットネスや医療分野での展開が期待されています。

6. 株式会社ワイルドマン:高精細VRカメラ


高精細な16K映像を用いるワイルドマンの技術は、文化財やイベントをVRで美しく再現します。これにより、貴重な記録を未来に残すことが可能になり、教育や観光分野での活用も広がります。

7. IPconnect株式会社:生成AIによるデザイン監修


生成AIを活用した「IP Supervisory Supporter」は、アニメやマンガのキャラクターの商品化におけるデザイン監修作業を効率化します。AIによってチェック項目が自動的に分析され、迅速かつ正確な監修フローが実現されます。

8. 株式会社レッドクリフ:クールジャパンドローンショーの展開


クールジャパンドローンショーは、日本のアニメや伝統文化を世界に発信するための取り組みです。各国でのイベントを通じて新たなエンターテインメント体験を提供し、文化の促進や地域振興に貢献することが目指されています。

参加の呼びかけ


これらの革新的な技術やプロジェクトに興味がある方は、是非「INTERBEE IGNITION X DCEXPO」への参加をお勧めします。新たなビジネスチャンスや国際的な連携を築く絶好の機会です。また、関心のある方はTechBiz2025事務局に連絡し、詳細を尋ねることができます。

「TechBiz2025」に採択された企業やそれぞれの技術は、今後の海外展開において重要な役割を果たすことでしょう。これらがどのように広がり、進化していくのか注意深く見守りたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: 海外展開 TechBiz2025 コンテンツ技術

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。