アガサ・クリスティーの最新作と旅を特集したミステリーチャンネルのXmas企画

アガサ・クリスティーからのXmasプレゼント

12月21日、ミステリーチャンネルが贈る特別企画『アガサ・クリスティーからのXmasプレゼント』では、アガサ・クリスティー原作の最新ドラマ「アガサ・クリスティーゼロ時間へ」と、名探偵ポワロで知られるデビッド・スーシェがクリスティーの足跡を辿る「デビッド・スーシェと巡るアガサ・クリスティーの旅」が、日本初放送されます。

アガサ・クリスティーゼロ時間へ

本作「ゼロ時間へ」は、2015年から放送されているBBC制作のシリーズの最新作であり、テニスプレイヤーのネヴィルを中心に描かれる三角関係の物語です。舞台は1936年のイギリスで、元妻と現妻が一堂に会するおばの屋敷での出来事が変化と緊張感を生み出します。個々の過去や感情が絡み合い、緊迫した「ゼロ時間」へと急展開する様子が描かれています。

特筆すべきは、名優アンジェリカ・ヒューストンがレディ・トリシリアンを演じる点です。彼女は作品内での存在感を強く打ち出し、英ガーディアン紙でも演技を絶賛されるほどです。彼女のキャラクターは、物語の伏線の一つとして重要な役割を果たしており、彼女の表現力がこのドラマを一層引き立てています。

デビッド・スーシェと巡るアガサ・クリスティーの旅

もう一つの特集は、デビッド・スーシェ自身がクリスティーにまつわる地を巡る紀行ドキュメンタリーです。スーシェは、四半世紀にわたって名探偵ポワロを演じたことで知られ、彼自身がクリスティーの作品を通じて得たインスピレーションを探る旅に出ます。この特番では、彼が南アフリカやオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、さらにはクリスティーの思い出のあるハワイなど、世界各地を訪れ、彼女の人生や創作の背後にある要素について深く掘り下げていきます。

クリスティーの偉業と影響

来年1月には、アガサ・クリスティーが亡くなってから50年という大きな節目を迎えます。この特集は、彼女の作品を新たな視点で楽しむ貴重なとき。新しいドラマやドキュメンタリーを通じ、彼女の作品の魅力を再確認し、ミステリーの女王としての彼女の偉業の足跡を振り返る絶好の機会です。

今回の放送は、両作品ともにミステリーチャンネルで独占日本初放送となります。視聴者は、アガサ・クリスティーが駆使した巧妙なプロットとキャラクターの深みをぜひ堪能してください。