小田凱人選手が贈る子ども向け書籍
2025年1月23日、株式会社 Gakkenから、車いすテニスの天才プレイヤー小田凱人選手による児童書『夢を持つ、夢中になる、あとはかなえるだけ車いすテニス小田凱人』が発売されます。これは、小田選手がパリ・パラリンピックで金メダルを獲得した後、最初に出版される書籍で、子どもたちに夢を持ち続けることの大切さを伝える目的で書かれています。
夢を持つという挑戦
小田凱人選手は15歳でプロ宣言し、瞬く間に車いすテニス界での地位を築き上げました。わずか2年で四大大会に優勝し、2023年には全仏オープンで最年少でのグランドスラム優勝を果たすという偉業を達成しました。この経験を通じて、小田選手が学んだこと、感情、そして夢に邁進する姿勢を、児童書という形で子どもたちに届けます。
書籍の特徴
本書の魅力は、小学生向けでありながら、大人も思わず引き込まれる内容に仕上がっていることです。パラリンピック決勝の緊迫したシーンや、小田選手の心境についても丁寧に描写されています。特に「子どもたちのヒーローになりたい」という小田選手の願いが、読者に勇気と感動を与えることは間違いありません。
内容紹介
書籍は以下の9章から構成されています。
プロローグではパリ・パラリンピックの激闘が語られ、
その後の第1章から第10章までを通じて小田選手の生い立ち、病気との闘い、家族の支え、そしてテニスとの出会いに至るまでが詳細に描かれています。
目次
- - 第1章 将来を予言する名前
- - 第2章 体に起きた異変と入院
- - 第3章 リハビリ開始!
- - 第4章 車いすテニスとの出会い
- - 第5章 世界で活躍するための基礎固め
- - 第6章 四大大会デビュー
- - 第7章 国枝選手からのバトン
- - 第8章 世界一への挑戦
- - 第9章 王者のプレッシャー
- - 第10章 小田凱人であり続ける
それぞれの章では、小田選手が経験した喜びや苦しみ、そして成果を通じて、夢を追うためのヒントが詰まっています。特に、彼が言う「何がなんでも世界一になる」という意気込みは、夢を持つ全ての人に響くことでしょう。
終わりに
この書籍は、ただの成功物語ではなく、夢を追いかける過程にこそ真の価値があるとのメッセージが込められています。小田選手の言葉を通じて、多くの子どもたちが自らの可能性を信じ、挑戦する勇気を持つことが期待されます。
最後には、特別コラムとして「車いすの秘密」や「車いすテニスのルール」、さらには小田選手の人生の道のりも紹介されており、読み応えたっぷりの内容が詰まっています。この機会に、ぜひ『夢を持つ、夢中になる、あとはかなえるだけ車いすテニス小田凱人』を手に取って、小田選手の想いを感じてみてください。