吉田智音選手初優勝
2025-05-14 14:34:54

摂南大学の吉田智音選手がワールドカップで初優勝を達成

摂南大学の吉田智音選手がワールドカップで初優勝



摂南大学の国際学部に在学するスポーツクライミング部の吉田智音選手が、2025年の「IFSCクライミングワールドカップ」リード種目第2戦で初優勝を成し遂げました。この快挙は、26回目のワールドカップ出場であり、11回目の決勝進出によるもので、多くの期待を寄せられてきた彼の努力の結実といえます。

リード種目とは


リード種目は、高さ12メートルを超える壁を6分以内にどれだけ登れるかを競うもので、技術だけでなく、体力と精神力も求められる非常にシビアな競技です。吉田選手は、インドネシア・バリで行われたこの大会で、日本を代表するクライマーとしてフランスやスペインの選手を上回り、見事に最高到達点をマークしました。

初優勝の要因


吉田選手がこの優勝を掴むために重視した戦略は、「種目特化」と「体重管理」です。彼は昨シーズンまでボルダリングとリードの両方に出場していましたが、今シーズンからはリードに専念。また、身体のコンディションも徹底的に管理し、管理栄養士と連携することで自らの最高の状態を維持しました。

吉田選手の成長の軌跡


吉田選手のクライミングのキャリアは、彼の幼少期から始まりました。クライミングジムに通い始めたのは6歳。2018年には多くの若手選手がひしめく中、JOCオリンピックカップで優勝し、その後も数々のタイトルを獲得してきました。2021年には16歳でリードジャパンカップを制覇し、その後も安定した成績を残しています。昨年2023年にはフランス大会で3位に入賞し、ワールドカップ初の表彰台もつかみました。

願望の実現


吉田選手は、優勝後に「長年の目標を達成できたことに大きな達成感があります」と語りました。この優勝により彼は次の大会へ向かう自信を得たと述べ、世界選手権出場も決定。最終的には、『世界選手権での優勝』を目指すと明言しました。彼にとって、今回の優勝は通過点であり、更なる成長を望む強い意欲を感じさせます。

次の舞台へ


吉田選手は今後も多くの大会に出場予定です。具体的には、6月から始まるワールドカップや、9月には韓国で行われる世界選手権へと進出します。彼は、「クライミングへの情熱は増している」と語り、挑戦を続ける姿勢を見せています。彼の活躍は、同世代の若者たちに多くの希望を与えることでしょう。

まとめ


吉田智音選手は、スポーツクライミングにおける新たなスターとして大きな注目を浴びています。これからも彼の挑戦を続ける姿に期待が高まります。スポーツ界での彼の成長を見逃さないようにしましょう!


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