自動運転とスマートモビリティの最前線を探る
2025年9月8日と9日、東京都千代田区の紀尾井フォーラムでは「自動運転、スマートモビリティの最前線2025」と題したセミナーが開催されます。数多くの政府機関や自動車関連企業の専門家が登壇し、最先端の技術や施策についての情報が共有される予定です。
セミナーの概要
このセミナーは、新社会システム総合研究所と公益財団法人原総合知的通信システム基金の共同企画により、未来のモビリティについて幅広く学べる機会を提供します。特に、自動運転技術やその実用化、スマートモビリティに関連する様々な施策に焦点が当てられます。
日程
- - 第1日目: 2025年9月8日(月)午後1時〜5時50分
- - 第2日目: 2025年9月9日(火)午後1時〜5時50分
会場での受講だけでなく、Zoomウェビナーによるライブ配信や、アーカイブ配信も行われるため、参加が難しい方も後日視聴することが可能です。
第1日目の主なプログラム
1. スマートモビリティプラットフォームの構築
初日の講師、小牧真廣氏(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局)は、スマートモビリティプラットフォームの現状と今後の発展について詳しく解説します。具体的には、一般市民に向けての安全で、環境に優しい移動手段の実現に向けた取り組みが紹介されます。
2. 自動運転の警察庁の取り組み
加藤秀紀氏(警察庁交通局)が、自動運転技術が交通事故や渋滞削減に如何に貢献できるかを紹介します。また、法令の整備や技術開発の進捗など、実際の取組を明示することが期待されます。
3. 地域交通のデジタル改革
内山裕弥氏(国土交通省)は、少子高齢化に対応するための地域交通の持続可能性向上策について、新たな施策「地域交通DX」を紹介。地方交通の利便性向上に向けたビジョンを語ります。
4. オープンソースによる自動運転民主化
新海正史氏(ティアフォー)は、「自動運転の民主化」を目指す取り組みとして、オープンソース技術の活用事例を解説します。社会的課題の解決に向けた新しい視点を提示します。
5. トヨタのデータ解析とその活用
福島真太朗氏(トヨタ自動車)は、コネクテッドカーから得られるデータをどのように活用して新なサービスに結びつけているのかを報告します。ユーザーのニーズに即した移動サービスを提供する未来像が示されるでしょう。
第2日目の主なプログラム
1. モビリティ・ロードマップ2025
デジタル庁の関口祐太氏は、未来のモビリティを見据えた基盤政策について詳しい情報を共有します。モビリティサービスの再設計についての新たなSTEPが話される予定です。
2. 自動運転に必要な通信インフラ
林祐二郎氏(総務省)は、レベル4自動運転の実現に向けた情報通信基盤の整備状況について説明します。具体的な取組内容が現状を明らかにし、デジタルインフラの重要性を強調します。
3. AI・デジタル技術による自動車産業の変革
染谷智之氏(経済産業省)が、更新された「モビリティDX戦略」とその実施状況を発表。現状に即した課題解決手段を探ります。
4. ソニー・ホンダモビリティの新価値創造
西林卓也氏は、AFEELAが提供する新しい運転支援技術とデジタルコックピットの現状を説明し、この技術が形成する未来のビジョンを描きます。
5. 日産の移動サービスの実用化
木村健氏は、実用化に向けた取り組みを具体的な事例を交えて共有します。地域における自動運転技術の実装状況を詳述する予定です。
お問い合わせ先
新社会システム総合研究所に興味のある方は、下記の連絡先から情報を得ることができます。セミナーやイベントの詳細についても問い合わせが可能です。
- - メール: info@ssk21.co.jp
- - 電話: 03-5532-8850
- - URL: SSK公式サイト
自動運転とスマートモビリティが描く未来を学ぶため、この機会にぜひ参加を検討してみてください。