最果タヒが奏でる星空の詩『詩のプラネタリウム』が1ヶ月間限定上映

詩の世界を星空で味わう『詩のプラネタリウム』

『詩のプラネタリウム』が、2025年10月3日（金）から11月3日（月・祝）まで、東京スカイツリータウン内の「コニカミノルタプラネタリウム天空」にて、特別上映されます。この作品は、詩人の最果タヒが紡ぎ出す言葉を、煌めく星空の下で体験する新しいエンタテインメントです。

このプログラムでは、最果タヒの詩がテーマの春夏秋冬と、46億年後の宇宙の物語が美しく描かれています。満天の星空に、彼女の詩が映し出され、朗読に合わせて言葉が浮かび上がり、まるで夜空が詩そのものとなったかのような感覚を味わえます。詩の断片が星座に舞い、空を横切っていく様子は、観客の心に深い印象を残すことでしょう。

詩は全8篇が収められ、その中には書き下ろしも含まれており、最果の独自の感性が光ります。彼女の言葉は、古代ギリシャの物語を想起させ、未来の宇宙を見据える視点を与えてくれます。また、詩を繋ぐ神話の解説も、すべて彼女の詩的な表現で行われるため、より深い理解が促されます。

佐々木俊のデザインで特別感アップ

本作品のデザインを担当するのは、グラフィックデザイナーの佐々木俊氏です。彼は最果タヒの多くの著書の装丁や展示構成に関わっており、その独自のアプローチが高く評価されています。今回の上映では、オリジナルポストカードも特典として用意されています。これにより、訪れた方々は、プラネタリウムの体験を思い出として持ち帰ることができるのです。

書籍化も決定

上映日に合わせて、最果タヒによる新刊も登場します。この本は、彼女の詩の世界を包括的に楽しむことができる、特別な一冊です。星や宇宙がテーマである最果の作品は、クラウドファンディングで手に入る幻の詩や、新たに書き下ろされた詩や散文も収録されています。これにより、プラネタリウムを訪れた後に彼女の詩の魅力を更に深く味わうことができるでしょう。

出演者とスタッフの紹介

朗読は女優の青柳いづみが担当し、彼女の表現力が詩の世界をより一層引き立てます。そして、音楽を手がけるのは、ガットギター、キーボード、ドラムからなるバンド「NETWORKS」。彼らの演奏は、詩と星空の幻想的な空間を作り出し、心を揺さぶる感動的な時間を提供してくれることでしょう。

この特別上映の詳細は、公式ウェブサイトから確認できます。大人2,500円、子ども1,900円と、素晴らしい体験が手の届く価格で楽しむことができます。是非、最果タヒが描く詩の宇宙を堪能しに、東京のプラネタリウムに足を運んでみてください。