平原綾香コンサート
2025-05-02 18:16:49

平原綾香がオーケストラと共演!チャリティコンサートの魅力を深掘り

平原綾香が贈る感動のオーケストラコンサート



2025年4月30日、東京国際フォーラムで「第9回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert 〜顔晴れこどもたち〜 with Orchestra」が開催されました。このコンサートは、平原綾香が設立した「平原綾香 Jupiter 基金」の活動を支えるためのもので、オーケストラをバックに数々の名曲が披露されました。

最初に平原の美しい歌声とオーケストラの協演で観客の心を掴み、情熱的な演奏が続く中、指揮者の渡辺俊幸や楽団員、そして寄付先についての紹介が行われました。今回の寄付先は、暗闇の中で視覚以外の感覚を使うエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。これは、2025年8月に開催される特別プログラム「ピース・イン・ザ・ダーク」に向けたもので、多くの子供たちにこの体験を提供するための資金が集められました。

平原は「私の父が亡くなってから、友人にダイアログ・イン・ザ・ダークに連れて行ってもらった時、暗闇の中で父の存在を感じました。そこでは目を閉じても開けても同じで、心が解放される感覚を体験しました」と、個人的なエピソードを交えて話します。この体験が、ダイアログ・イン・ザ・ダークそのものの活動や、教育に力を入れていることに感動したきっかけとなりました。

続いて、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの代表である志村季世恵さんやアテンドのミキティ、手話パフォーマーのRIMIが登壇し、活動の意義や思いを語りました。志村さんは、「日本の子供たちが孤独を感じているというユニセフの調査結果に触れ、ダイアログ・イン・ザ・ダークに参加することで勇気がもらえる」と伝えました。ミキティやRIMIもそれぞれの視点から、活動が持つ重要性や思いをシェアしました。

平原はまた、自身が作ったテーマソング「虹の向こうへ」の誕生背景を語り、これまでの苦しみや挑戦を振り返りながら、歌唱とサックス演奏を披露しました。この心温まるパフォーマンスが、観客に力強いメッセージを届けました。

2部は、ダイアログ・イン・ザ・ダークを再現した空間での演奏が行われ、暗闇の中での新たな音楽の楽しみを体験しました。観客は演奏に包まれ、集中した様子で音楽を堪能しました。

やがて、平原は「お客様の優しさや慈しみが私に降り注いでいるように感じ、これからも活動を続けていきたいと感じる」と改めて感謝の意を表しました。このコンサートは、彼女の22周年を迎える特別なイベントでもありました。

最後に、平原は「暗闇の中でも目を開けられる自分に出会って、心を込めて歌い続けたい」と熱い思いで締めくくりました。その後、楽曲「Jupiter」によって、感動のフィナーレを飾りました。

この公演は大盛況のうちに幕を閉じましたが、平原綾香 Jupiter 基金の設立10周年にあたる2025年6月28日には、福岡での九州公演も控えています。指揮は東京公演と同じく渡辺俊幸が担当し、九州交響楽団による演奏が予定されています。楽しみなコンサートが続く中、平原綾香の活動に引き続き注目です。


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