香港TRCチームがFDJ2選手権で輝かしい成績を収める！

2025年6月7日と8日、福島のエビスサーキットでは、風を巻き起こす熱戦が展開されました。こちらは、Formula Drift Japan 2（FDJ2）国際ドリフト選手権の第3ラウンドで、香港のTRCレーシングチームが見せた素晴らしいパフォーマンスについてお届けします。

TRCレーシングチームの実力

TRCは、この大会に向けて精鋭のドライバーを揃えました。チームメンバーには、ワインビジネスのHubert Li、TCRのベテランドライバーBarry Ken Yeung、フィンテックのRyan Tsui、そしてRCドリフトのチャンピオンTimmy Wooが揃っています。彼らの個性が融合し、サーキット上では強い存在感を放っていました。

ドライバーの成果

KCM Tradeと連携するKen Yeung選手（Toyota ALTEZZA）は、単走競技で73点を叩き出し、堂々と32強に進出。その後の追走でも見事な技術を発揮し、ベスト16の座を確保しました。

一方、RSRのTimmy Woo選手（Toyota GR86）もまた、36強進出で73点を記録。こちらもRC競技で磨いた技術を十分に活かし、安定した走りを見せました。

チームの素早い対応力

TRCチームはただのドライバー陣ではなく、優れたメカニックチームも抱えています。練習中、ドライバーの車両に問題が発生しましたが、メカニックチームはわずか5分でトラブルに対応し、ドライバーを再びコースに送り出しました。このスピーディーな対応は、TRCの組織力と事前準備の確実さを証明するものでした。

国際舞台での挑戦

このFDJ2選手権での成功は、TRCにとって香港ドリフト界に新たな活力をもたらす一歩となりました。さらに、7月には14歳の若きドライバー、Julian Kwokが参戦する予定で、今後の成長と挑戦が期待されます。香港のドリフト文化を発展させるための努力は、これからも続いていくことでしょう。

TRCチームの歴史

TRC（TYPE R CLUB）は、2000年に設立された香港のドリフトチームです。珠海国際サーキットを拠点に、香港のレーサーや起業家が集まり、国内外で活躍しています。アジアの主要レースでの経験を積み重ね、2019年にはCEC国際GT4クラスで年間チャンピオンにも輝きました。これからも優れたドライバーの育成やドリフト文化の発展に注力していきます。

お問い合わせは driftteam@kcmtrade.com まで。