新海誠監督の名作が児童書に！『秒速5センチメートル』がついに発売

新海誠監督の名作『秒速5センチメートル』がつばさ文庫に登場！

新海誠監督の手がけた名作アニメ『秒速5センチメートル』が、2025年10月10日（金）に実写映画として公開されることが決定しました。原作となる小説版が、角川つばさ文庫より本日2025年9月10日から発売となり、再び注目を集めています。この名作アニメーションは、世界中のファンに愛されています。

実写映画に向けての心の準備

実写映画では、松村北斗さんが主演を務めることが発表されており、その演技にも期待が寄せられています。映画を観る前に原作小説を読むことで、登場人物たちの心情や背景を深く理解できるだけでなく、映画を観た後でも新たな発見を楽しむことができます。作品全体のテーマや登場人物の感情の揺れ動きを、より感じ取ることができるでしょう。

読みやすさを追求した仕様

角川つばさ文庫版『秒速5センチメートル』は、すべての漢字にふりがなが振られているため、子どもたちにも読みやすくなっています。この気配りは、学校での朝読にぴったりです。さらに本書には、物語の情景を鮮やかに描く美しい挿絵が17点収められており、読者はページをめくるたびに視覚的な楽しみも得ることができます。

物語の魅力

物語は、貴樹という少年の視点から描かれています。彼は、仲の良いクラスメイトの明里が小学校卒業と同時に転校することになり、その後も月に一度手紙を交わすことにします。離れた場所にいるにもかかわらず、手紙を通じてつながる二人の心。しかし、ある日貴樹は明里に会いに行く決意をします。しかし、その道のりは大雪によって阻まれるのです。彼の心の動きと、二人の関係がどのように変化していくのか、読者は続きが気になってしょうがなくなることでしょう。