悪魔と神の邂逅
2025-12-11 17:27:06

聖飢魔ⅡとBABYMETALが織り成す奇跡のライヴパフォーマンス

聖飢魔ⅡとBABYMETALで贈る奇跡のライヴレポート



2023年8月30日と31日、Kアリーナ横浜にて開催された聖飢魔ⅡとBABYMETALによるジョイントギグ『遭遇-Encounter-』が、声援と熱気に包まれる中で繰り広げられました。音楽界の悪魔と神、二組のアーティストが一堂に会するこのイベントは、チケットが即日完売するほどの注目を集めました。

聖飢魔Ⅱの圧倒的な存在感



魔暦27年(西暦2025年)を記念して再結集した聖飢魔Ⅱは、冒頭に「遭遇の系譜」映像を上映し、1999年の解散から再集結の歴史を振り返りました。彼らの登場と同時に、爆音「創世紀」が響き渡り、デーモン閣下が棺から登場する演出は観客の心を掴みます。「1999 Secret Object」の演奏で、聴衆は一瞬にして彼らの世界に引き込まれました。

続く「老害ロック」では、長い音楽人生を味方にしたギターソロに続き、平均年齢10万年を超えるという自虐的な歌詞で場内が沸きます。また「アダムの林檎」では、BABYMETALへの挑発を交えながら、観客の興奮をさらに高めるパフォーマンスが展開。

特に新譜『Kiss U Dead Or Alive』の演奏では、ミドルテンポであるにもかかわらず、観客は思わず体を揺らす重厚なリズムに酔いしれました。「蠟人形の館」では日本のヘヴィメタル史を代表する名曲が熱狂の渦を生み出し、「FIRE AFTER FIRE」では炎を吹き上げる演出が圧巻のフィナーレを飾りました。

BABYMETALの革新的なパフォーマンス



聖飢魔Ⅱのステージ演出の後、BABYMETALが登場すると、その雰囲気は一新されました。オープニング曲は「BABYMETAL DEATH」。自己紹介デスメタルの独特なスタイルで聴衆を魅了します。続いて「ヘドバンギャー!!」に至っては、観客のヘッドバンギングが会場全体を揺らし、圧巻の一体感が生まれます。

この夜のBABYMETALのパフォーマンスは多岐にわたり、ヘヴィなトラップメタル「BxMxC」や、メタ村祭りをテーマにした「メタり!!(feat.Tom Morello)」など、スタイルを変えつつも高い完成度を保ったパフォーマンスは印象的でした。

SU-METALの透き通るような歌声が響く中、重厚なサウンドの「Song 3(BABYMETAL x Slaughter to Prevail)」で更に高まり、最後にはキャリアの代表曲が連発。特に「イジメ、ダメ、ゼッタイ」は、デーモン閣下のサプライズ登場とともに観衆のボルテージを最高潮に引き上げました。

ジョイントギグの意義



このライヴは、単なるパフォーマンスの場を超えて、音楽の力を再確認させるものでした。聖飢魔ⅡとBABYMETALという異なるスタイルのアーティストが共演することで、メタルの可能性は無限であることを感じます。

残念ながらこの模様は次回の放送を待たねばなりませんが、観客が目撃したのはまさに圧倒的なライヴの連続でした。そして、このジョイントギグは、彼らの音楽がどのように進化し、未来へと受け継がれていくのかを示す舞台でもありました。

WOWOWでの放送は12月14日午後8時から。聖飢魔ⅡとBABYMETALの奇跡的な出会いを、ぜひ全身で体感してください。


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