懐かしの映像体験を楽しむ春が到来!
CS放送「衛星劇場」では、令和の時代に懐かしい映画を蘇らせる企画として「懐かしのちょいレア劇場」が開催されます。3月には特に注目のラインナップが揃っており、シンガーソングライター玉置浩二が初めて映画に出演した作品や、異色のアニメーション作品が放送されます。メディア環境が目まぐるしく変化している今こそ、この特別なイベントで懐かしい作品を楽しむ絶好の機会です。
玉置浩二が初出演!「プルシアンブルーの肖像」
まずご紹介するのは1986年に公開された「プルシアンブルーの肖像」。名曲を生み出した玉置浩二が、映画に初めて登場します。彼が演じるのは、木造校舎の用務員。物語は、花園小学校の女子生徒、冬花(演:高橋かおり)が幽霊の噂に悩まされるところから始まります。不可解な事件が次々と起こり、その影には玉置が演じる用務員が lurking(ひそんで)います。この作品は、彼の歌声が支えるオカルト的な恋愛物語となっており、心打つストーリーと共に、彼がいかに映画のキャラクターとしても存在感を放っているかを確かめられます。
本作は多賀英典が監督を務め、安全地帯の音楽も印象的です。放送日は3月7日(金)の午前8:30からとなっており、貴重な鑑賞の機会です。
異色のアニメ「ゴキブリたちの黄昏」
次に取り上げるのは、1987年に制作された実写合成アニメ「ゴキブリたちの黄昏」。こちらも放送予定で、特にアニメ好きにはたまらない一作です。奇想天外な設定は、ゴキブリを主人公にしたもので、実写の人間を敵役として描く独特の視点が魅力です。監督の吉田博昭が手掛けるこの作品では、アニメの世界と実写の世界が見事に融合し、視聴者を驚かせるでしょう。
主人公のゴキブリ少女ナオミが暮らすのは、彼女の家主であるおしゃれで美食家なサイトウ(小林薫)の家。物語は、彼らの日常と、そこにやってくるゴキブリ戦士のハンスとの関係を描き、ユーモアとサスペンスが絶妙に絡まっています。このアイデアとキャラクターたちは、間違いなく新たな視点を提供し、見たことのないアニメの楽しみ方を届けます。こちらの放送日は3月1日(土)の午前11:00です。
特集に並ぶ他の作品について
この特集には、他にも3月11日放送の「愛はクロスオーバー」や、3月5日の「だいじょうぶマイ・フレンド」、「三本木農業高校、馬術部~盲目の馬と少女の実話~」など、様々なジャンルの作品が盛りだくさん。視聴者はそれぞれの作品に触れながら、懐かしの映像体験を堪能できるでしょう。
温故知新という言葉があるように、昔の作品に触れることで新たな感動や発見があるはずです。この機会にぜひ、CS衛星劇場を通じてこの特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?