静岡スバル、地域の水辺の安全を守るための活動
静岡スバル自動車株式会社(以下「静岡スバル」と呼称)が、認定特定非営利活動法人静岡県ライフセービング協会(SLA)に特製の「ライフセーバーカー」を貸与し、地域の水辺の安全確保に向けた新たな取り組みを発表しました。この共同プロジェクトは2020年から続いており、2024年度も引き続き実施されます。
交通事故ゼロ、水辺の事故ゼロを目指して
静岡スバルは「交通事故ゼロ、水辺の事故ゼロ」という目標のもと、様々な安全活動を展開しています。特に水辺は、夏場に多くの人々が集まる場所であり、その安全を確保することは非常に重要です。そこで、SLAとの協力関係をイメージした特製車両の導入が実現しました。
夏の交通安全運動
7月11日には、静岡スバル本社前において交通安全の旗持ち活動も行われました。このイベントには、SLAのライフセーバーや静岡県警清水警察署の皆さんも参加し、地域の交通安全意識を高めるための啓発活動が実施されました。当日は、天候の影響で店舗の屋根下で行われましたが、参加者たちの意気込みは変わらず、「交通事故ゼロ、水辺の事故ゼロ」を訴えかけました。
特製「ライフセーバーカー」の特徴
貸与された「ライフセーバーカー」はSUBARUフォレスターをベースにした特製車両で、視認性の高い「SURF PATROL」のラッピングが施されています。この車両は、アウトドアユースにも対応した特性を持ちながら、海岸沿いや山道における安定した走行を実現しています。さらに、最新の運転支援システム「アイサイト」を搭載しており、ライフセーバーたちが安全に移動できるよう設計されています。
救助機材の搭載と活動の流れ
この「ライフセーバーカー」には、AEDなどの救助機材が積載され、7月から8月の間、静岡県内の海岸をパトロールする役割を担います。これにより、万が一の事故があった場合にも迅速に対応できる体制が整えられています。ライフセーバーたちは、この車両を利用して水辺での安全をしっかりと見守ります。
静岡スバルの取り組みの広がり
静岡スバルの安全活動は、「いのちを守り輝かせるその思いに垣根はない」という理念の下、地域社会に根ざした取り組みとして広がりを見せています。2010年から始まったこのプロジェクトは、当初静岡、神奈川、千葉の3県で始まりましたが、今では全国へと活動範囲を広げています。
6年目を迎える今回の取り組みでは、交通事故防止の啓発活動に加え、社員やお客様へのAED講習も行われる予定です。このような活動を通じて静岡県内がさらに安全で快適な地域となることを目指します。地域の皆さまとともに、「水辺の事故ゼロ」に向けた活動を推進していく静岡スバルの姿勢は、今後も続いていくでしょう。
まとめ
静岡スバルによる「ライフセーバーカー」の貸与と地域の交通安全に向けた取り組みは、夏本番を迎える中で非常に重要な意義を持っています。今後も地域との協力を大切にしながら、安全な水辺づくりに充てていく姿勢を貫いていくことでしょう。