ジミ・ヘンドリックス特集上映の決定
2025年に没後55年を迎えるジミ・ヘンドリックスの特集上映が、全国の劇場で好評を博し、さらなる追加上映が発表されました。この特集の中核をなすのは、二つの重要な作品です。一つは、ヘンドリックスが理想とした録音環境を追求したドキュメンタリー『エレクトリック・レディ・スタジオ・ヴィジョン』、もう一つは彼の最後の公演を収めたライヴ映像『アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970』です。
上映は2025年9月から開始され、12月にはさらなる劇場での上映が決定。具体的には、宇都宮ヒカリ座、立川シネマシティ、MOVIE ON山形の三劇場での上映が行われます。特に立川シネマシティでは、11月からの『ROCK FILM FESTIVAL 2025』の一環としても上映され、音楽ファンの注目を集めています。
特集上映の詳細
1. エレクトリック・レディ・スタジオ・ヴィジョン
このドキュメンタリーでは、1968年にジミ・ヘンドリックスが新たなスタジオを設立するまでの道のりが描かれています。破産した「ザ・ジェネレーション」ナイトクラブの物件を買い取り、数々のトラブルにも関わらず、約2年の歳月をかけて完成したスタジオ。
スティーヴ・ウィンウッドやビリー・コックスといった当時のメンバーが独占インタビューに応じ、レコーディング過程やスタッフの想いにスポットを当てています。これにより、ジミ・ヘンドリックスの音楽がどのように創造されていたのかが理解できる貴重な内容となっています。
2. アトランタ・ポップ・フェスティヴァル 1970
ジミ・ヘンドリックスの最後のツアー『The Cry Of Love Tour』におけるハイライトであるこのライヴ映像は、彼の圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにできる喜びに満ちています。1970年7月4日にアトランタで行われたフィスティバルには、30万人以上の観客が集まりました。
この映像では、ビリー・コックスやザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのメンバーとの共演を通じて、ヘンドリックスの音楽の真髄を感じることができます。
オフィシャルグッズも登場
さらに、特集上映に伴い、ジミ・ヘンドリックスの公式グッズも販売されます。オフィシャルポスターやTシャツ、クリアキーホルダーなど、多様なアイテムが用意されています。特にオフィシャルポスターは1,500円、Tシャツは4,000円、キーホルダーは800円という手頃な価格設定になっており、ファンには見逃せないアイテムです。グッズは各劇場やIAC MUSIC JAPANの公式Yahooストアなどで購入可能です。
今後の展望
ジミ・ヘンドリックスの音楽は、時を超えて多くの人々に影響を与え続けています。今回の特集上映を通じて、彼の偉業を再評価し、次世代へと繋げていくことが求められています。音楽に対する情熱とともに、彼の存在を感じられる貴重な体験を、ぜひ劇場で味わってください。
作品情報
- - タイトル: ジミ・ヘンドリックス エレクトリック・レディ・スタジオ・ヴィジョン & アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970
- - 公開日: 2025年9月26日
- - 上映時間: 147分
- - 監督: ジョン・マクダーモット
- - 配給元: IAC MUSIC JAPAN など
- - 映画公式HP
この機会を逃さず、ジミ・ヘンドリックスの世界を体験してください!