TASCAMが新たにデジタルミキサーの電源二重化モデルを発表

TASCAM Sonicview dpシリーズの魅力

音質と操作性で定評のあるTASCAMが、最新のデジタルミキサー『Sonicview dp』シリーズを発表しました。この新シリーズには、電源二重化モデルである『TASCAM Sonicview 24 dp』と『TASCAM Sonicview 16dp』が含まれ、特にビジネス用途やパフォーマンス環境においてその真価を発揮します。

製品の概要

新たにラインナップに加わった2モデルは、いずれも24chおよび16chのマイクプリアンプとXLR入力を搭載し、最大で高音質の音声処理を実現。特に、FPGAを活用したミキシングエンジンによる超低レイテンシー、32bit ADCと54-bit floatの内部処理により、常時96kHzで動作することが保証されています。これにより、業務用音声卓の中で圧倒的な音質を提供します。

高い信頼性と操作性

『Sonicview dp』シリーズは、放送局やライブイベントでの使用を念頭に置いて設計されており、電源二重化により非常に信頼性の高い音声環境を提供します。この特徴により、生放送や中継といった音声送出が中断されることは許されない現場でも安心して使用することが可能です。

直感的な操作ができるユーザーインターフェースも大きな魅力です。『TASCAM Sonicview 24dp』は3つの独立したタッチスクリーンを備え、『TASCAM Sonicview 16dp』は2つのスクリーンを装備しています。これにより、ユーザーはリアルタイムで複数の操作を行うことができ、生産性が向上します。

革新性と対応力

さらに、オプションカード『IF-ST2110』を実装することで、リーズナブルな価格でSMPTE ST 2110システムに対応可能な音声卓へと進化しました。この機能により、現場での使用はもちろん、IPシステムにおける活用の場も広がるでしょう。

また、同梱の専用ACアダプター『PS-P2450』は、Danteステージボックス『SB-16D』のDC入力にも対応しています。これにより、様々な環境に適応可能な柔軟性を持った製品となっており、ユーザーの用途を選ばない設計となっています。