大竹しのぶの舞台
2025-05-19 13:03:17

大竹しのぶ主演の人気舞台「太鼓たたいて笛ふいて」がテレビ初放送!

大竹しのぶ主演「太鼓たたいて笛ふいて」が初のテレビ放送



2024年5月25日(日)午後6時30分から、CS衛星劇場で大竹しのぶが主演する舞台「太鼓たたいて笛ふいて」がテレビ初放送されます。この作品は、2002年の初演以来、数度の再演を重ねてきた名作であり、作家・林芙美子の波乱に満ちた生涯を描いた音楽評伝劇です。

作家の生涯に迫る作品


林芙美子は、「放浪記」や「浮雲」などで知られる名作家であり、特に戦中・戦後の時代を生き抜いた女性の物語が描かれています。初演時の演出を担当した栗山民也が再び舵を取り、大竹しのぶが再び芙美子を演じることで、作品に新たな息吹がもたらされます。そして新たに迎えたキャスト陣と共に、これまでの公演を経てより深みを増した舞台が新たに蘇ります。

作品の背景とテーマ


舞台は昭和10年から昭和26年までの期間で、特に日中戦争に突入し、また第二次世界大戦を経る中での林芙美子の成長と苦悩が描かれます。彼女は戦中は従軍記者として活躍し、戦後はその経験をもとに反戦小説を書くようになります。この転機が彼女の作家人生にどのような影響を与えたのか、作品を通じて探ることで、観客は戦争の悲惨さとその中での人間ドラマに心を揺さぶられることでしょう。

初演以来の再演


大竹しのぶは、この作品で2002年に第10回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞しており、その実力が光る場面は必見です。林芙美子の勇気ある姿を通じて、観客は戦争とその時代の人々の生き様を感じ取ることができることでしょう。そして、新たに参加するキャストたちも個々の魅力を発揮し、作品全体に彩りを加えます。

大竹しのぶと林芙美子の共鳴


大竹しのぶが演じる林芙美子は、彼女自身の向上心や挑戦精神と重なる部分があります。それぞれの時代において、才能を追求し続けた作家の姿を通して、観客は普遍的な人間のドラマを目の当たりにします。

放送の詳細


こまつ座「太鼓たたいて笛ふいて」は、5月25日(日)午後6時30分からCS衛星劇場で放送されます。また、同日午後3時45分からは別のこまつ座作品「夢の泪」も放送されるので、そちらも見逃せません。

この素晴らしい舞台を通じて、日本の演劇の魅力を再確認し、激動の時代を生き抜いた女性たちの物語に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。ぜひご覧ください!


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