スポGOMI甲子園2025全国大会、ついに開催
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟が主催する「スポGOMI甲子園2025」が、2025年11月30日(日)に千葉大学墨田サテライトキャンパスで開催されます。この全国大会は、日本各地から選りすぐりの高校生たちが集まり、“スポーツごみ拾い日本一”の栄冠を争います。2025年で7回目となる本大会では、地方予選を勝ち抜いた42チームがその名誉をかけ、決勝戦に臨みます。
スポーツと環境問題の接点
スポGOMI甲子園は、単なる環境活動ではなく、スポーツイベントとして位置づけられています。高校生チームは3人1組となり、指定されたエリアで、ごみを収集し、その量や種類に応じてポイントが加算されます。競技を通じて、地域の美化だけでなく、海洋ごみ問題への理解を深めることも狙いの一つです。海洋ごみの約8割は陸から流出しているとされ、私たち一人ひとりの行動がその問題解決に寄与できるという認識を持たせるよう努めています。
魅力的な大会の始まり
2019年に初めて開催されたスポGOMI甲子園には、これまでに13,779名の高校生が参加し、合計で約13万kgのごみが回収されました。選手たちはそれぞれ異なる想いを持ち、多くは「住むまちをきれいにしたい」という願いから参加しています。また、競技の途中でオリジナルアイテムを持参することも可能で、独自の創意工夫が求められる場面も魅力の一つです。
前回大会の成果
村崎「クリーンLV0」、埼玉県の川口工業高校チームは、昨年の大会で118.69kgものごみを回収し、優勝を果たしました。彼らの挑戦と成果は、多くの高校生にとって刺激となり、進路の選択にも影響を与えています。環境問題に対する意識を高め、それを未来の進路に生かす姿勢が、スポGOMI甲子園の成功の要因です。
絆を深めるスポGOMI
高校生たちが協力して目標を達成することで得られる絆は、学校生活の中での貴重な体験です。部活の仲間や友人たちとともに活動を通じて得られる達成感は、一生の思い出となるでしょう。他の高校と競う中でも、共に地元を大切にする意識が交流を生む土壌となります。
募集と大会の詳細
スポGOMI甲子園2025は全国46都道府県からの参加が期待され、熱い戦いが繰り広げられます。大会は9:30から12:30までの予定で、正午には終了となりますが、参加校の数は42校にのぼり注目が集まっています。詳細な情報や出場校、取材申し込みに関しては、公式ウェブサイトにアクセスしてください。
環境を意識した活動
スポGOMI甲子園は、学生だけでなく、地域の環境問題に対する関心を高めるための活動でもあります。健康な体をつくりながら自然保護を行うことは、次世代に向けた重要なメッセージを伝える手段となります。
お問い合わせ先
取材や質問がある方は、以下の連絡先までお知らせください。
メール:pr@nfspogomi.jp
スポGOMI甲子園2025は、日本の未来を担う高校生たちの挑戦として、地域の美化と環境問題解決への意識を育む貴重な機会です。高校生たちの熱意あふれる姿を、ぜひ応援してください。
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