株式会社ゴールドウインが2050年ネットゼロ目標を達成へ向けた新たな挑戦を開始

株式会社ゴールドウイン（以下、ゴールドウイン）は、東京都港区に本社を置くアウトドア・スポーツ関連の企業です。2023年10月、同社は国際的な環境認定機関であるSBTi（Science Based Targets initiative）から、2050年を目標にした温室効果ガス（GHG）排出量のネットゼロ達成に向けた認定を取得しました。

この認定は、地球温暖化防止の重要性が叫ばれる中、持続可能な成長を目指す企業としてのゴールドウインの意志を強化するものです。特に、科学的根拠に基づいた目標設定が求められる中、同社はパリ協定に沿った形で、排出削減の具体的な数値目標を定めています。

2050年ネットゼロ達成に向けた目標

具体的な削減目標として、2050年までに、直接排出するScope1とScope2に加えて、Scope3を含むGHG排出量を90%以上削減することを掲げています。Scope3は、購入した製品やサービス、事業活動から発生する廃棄物さらには上流および下流の輸送など、企業活動における幅広い排出を含むため、達成には大きなチャレンジが伴います。残った排出量については、炭素除去技術等を駆使してネットゼロを実現する計画です。

2030年に向けた短期目標

また、短期的には2030年に向けて、Scope1とScope2のGHG排出量を42%削減する目標を設定しました。これに加え、再生可能エネルギーの調達比率を57%から100%に引き上げることも目指しています。

環境における持続可能性に向けた取り組み

ゴールドウインは、企業の長期ビジョンとして「PLAY EARTH 2030」を掲げています。これは環境への持続的な配慮を基盤にし、「グリーンデザインの推進」「脱炭素社会の実現」「循環型社会の推進」「生物多様性の保全を目指しています。これらの目標は、中期的な具体的行動に結びついており、実現に向けた道筋を着実に進めています。

ゴールドウインのブランド哲学

ゴールドウインは、モノづくり、コトづくり、環境づくりを通じて、人々の新しい挑戦を支援しています。持続可能な未来を創造するため、環境負荷の低減を図りつつ、アウトドアやスポーツという領域において新たな価値を提供しています。

さらに、同社は技術開発や素材選定においても環境への配慮を忘れず、業界のリーダーとしての役割を果たしています。これにより、私たちの自然環境がより豊かになることを目指しているのです。