新たな自転車の時代を切り開く180Dgree
2023年、WINSPACE JAPAN(ウィンスペースジャパン)から登場した180Degree(ワンエイトディグリー)シリーズは、従来の自転車の常識を覆す注目の製品です。この自転車は、ヨーロッパで特許を取得したコンパクトな三つ折り構造を持ち、日常からレジャーまで幅広いシーンで活躍します。特に、電動アシスト自転車の“180Degree E-TRANCLE”と、ノンアシストの“CARRI-CLE”という2つのモデルが登場し、それぞれ異なる魅力を放っています。
180Degree E-TRANCLE
まず紹介するのは、電動アシスト型の「180Degree E-TRANCLE」(イートランクル)です。販売価格は248,000円(税込)で、この自転車の最大の特徴は、内蔵式バッテリーを搭載しているため、外見は一見アシスト自転車に見えない点です。また、1回の充電で約80kmの走行が可能で、市街地や長距離のツーリングにも最適な性能を誇ります。
デザインも秀逸で、軽量かつ耐久性に優れた素材を使用。走行時の安定感はもちろん、持ち運びにも便利です。特に、三つ折り機構は自宅での保管や通勤時の持ち運びに優れ、都市生活にぴったりの自転車と言えるでしょう。
180Degree CARRI-CLE
続いて、非アシストタイプの「180Degree CARRI-CLE」(キャリクル)をご紹介します。こちらの販売価格は138,000円(税込)で、デザインにおいても他にはない独自性があります。ディレイラーやリムに施された塗装が、高級感を演出し、見た目にもこだわった逸品です。
特に、特徴的な湾曲したフレームは、一般的な自転車とは一線を画し、個性を求めるユーザーにぴったり。そのバランスの取れた機能性と美しさは、乗る人に自信を与える一台です。
試乗と購入のご案内
大阪にあるワイズロード本館では、両モデルの試乗が可能ですので、興味のある方はぜひお越しください。実際にそのパフォーマンスを体感することで、選択肢を広げることができます。そして、全国300店舗のWINSPACE正規ディーラーと、WINSPACE公式オンラインショップでも購入可能です。詳細については、店舗へ直接お問い合わせを。
WINSPACEの背景と革新性
WINSPACEは、日本にルーツを持つ中国のロードバイクメーカーであり、その歴史は2008年にまで遡ります。大阪を拠点とする現CEOの蔡正昌を中心に、日本の自転車業界における精鋭メンバーが集まり、新たなプロジェクトが始動しました。
特に、初期の頃には日本の競輪界で使用されるNJS認定フレームの開発を手掛けたこともあり、その技術力は業界でも高い評価を受けています。現在では、中国自転車産業の中心地である福建省厦門に本社工場を持ち、設計から製造、組立てまで一貫して行っています。
また、自転車業界では初めて中国政府からハイテク企業として認定を受けるなど、その革新性は注目されています。2024年には、中国ブランド初のグランツール出場を果たし、世界最高峰の舞台での活躍が期待されています。
これからも進化し続けるWINSPACEの製品から目が離せません。新たな自転車の世界を、180Dgreeとともに楽しんでみてはいかがでしょうか。