2025年10月、埼玉県草加市にて第37回目となる『国際ハープフェスティバル2025』が盛大に開催されることが決まりました。メインコンサートは11月16日(日)に草加市文化会館ホールで行われる予定です。チケットは既にカンフェティで販売中で、音楽ファンは早めの購入をお勧めします。
本フェスティバルは、0歳から大人まで家族全員が楽しめる音楽イベントが特徴で、特に注目されるのが「0歳からのハープコンサート」や、市内外への出張コンサート、さらには子ども向けのハープ体験ができる『レバーハープ教室』です。このように多彩なプログラムが組まれており、さまざまな世代の人々が楽しむことができるのが大きな魅力です。
メインコンサートでは、世界的な名門ジュリアード音楽院を卒業したジャズハープ界のレジェンド、パーク・スティックニーと、若き箏奏者LEOの夢の共演が予定されています。これまでの経歴からも、LEOはサマーソニックにも出演し、箏演奏の新しい可能性を広げてきた実力者。二人による共演は非常に珍しく、音楽ファンにとって見逃せない瞬間となるでしょう。
さらに、リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクールで日本人として初めて優勝を果たした山宮るり子も参加予定です。彼女の演奏は、同世代のハーピストたちの中でも格別な才能を誇り、期待が高まります。このような一流のアーティストが共演することで、観客たちは一生に一度の特別な体験を得られるでしょう。
また、地元の草加市文化会館の周囲は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも関連のある名勝地が広がっており、約1.5kmの松並木が見事に続いています。文化的な気品を感じるこのエリアでは、コンサートの後に街を散策するのも素敵なプランです。秋のシーズンにぴったりな美しい風景の中で、ハープの町・草加市を楽しむことができるでしょう。
『国際ハープフェスティバル』は、音楽都市として知られる草加市が誇るイベントで、今年で37年目を迎えます。このフェスティバルでは、これまでに200名以上の海外アーティストが参加しており、親しみやすい中にも最前線のハープ演奏を体験できることが魅力です。草加市の音楽都市宣言は1993年に行われて以来、音楽を身近に感じる環境作りを進め、今回のような国際的なイベントを開催できる場を作ってきました。
メインコンサートの具体的なプログラムには、パーク・スティックニーのソロ演奏や、箏のLEOによる独奏、さらに二人によるデュオパフォーマンスが予定されています。細かい演目については当日発表されるとのことですが、期待は膨らむばかりです。
公演は、2025年11月16日の日曜日に草加市文化会館ホールで開催され、開場は13:15、開演は14:00の予定です。チケットは一般が2,000円、学生は500円とお手頃で、未就学児は入場できませんが、託児サービスも提供されるとのことです。
音楽ファン必見のイベント『国際ハープフェスティバル2025』。ぜひ、この機会に草加市へ足を運び、心に残る音楽体験を味わってみてはいかがでしょうか。