山田健人とZORNが語る音楽の新たな地平
J-WAVEの人気ラジオ番組『THE PLAYBACK』では、映像作家でありミュージシャンの山田健人が、自身のナビゲーターとして出演し、さまざまなゲストとの深い対談を展開しています。8月29日(金)に登場したのは、ラッパーのZORN。彼らのトピックでは、新曲「戦争と少女」についての語りを中心に、さまざまなエピソードが展開されました。
番組の構成とZORNの活動
放送はJ-WAVE(81.3FM)の毎週金曜日、深夜26時から。番組の趣旨は「見ることを言語化する」ことに焦点を当て、その中で音楽や映像、さまざまな作品に対する思索が深められます。この日のゲストであるZORNは自身のレーベル「All My Homies」を主宰し、2026年2月には日本武道館でのツーマンライブ「Family Day」を予定しており、その音楽活動も注目されています。
二人の出会いと共通の信念
ZORNと山田健人は、音楽ビデオ制作の過程で長年の親交を育んできました。番組内で彼らは、ただのビジネスパートナーではなく、深い信頼関係で結ばれていることを話しました。彼らが互いを「マイメン」と呼ぶようになった経緯や、共に過ごす時間がどのように彼らを変えていったのか、その過程は興味深いものでした。
新曲「戦争と少女」への思い
新曲「戦争と少女」は、音楽プロデューサーのNujabesの名曲「reflection eternal」をもとにして作られました。この楽曲は、NHKのスペシャル特番の取材を通じて生まれたもので、ZORNが戦争体験者との対話から得た深い気づきが反映されています。彼はその過程を語り、音楽に昇華することの重要性を強調しました。
映像化への技術的アプローチ
山田健人は監督としての視点を述べ、作品を映像化する際にどのような技術的アプローチをとったのか、その背景にある「普遍的でシンプルなものを残したい」という信念についても触れました。この思想が作品の質感やメッセージにどう影響を与えるか、二人の共通のビジョンがそこにかいま見えます。
撮影秘話と未来へのビジョン
撮影中の緊張感あふれるエピソードも語られ、ZORNが感じたリアルな体験の重みがどのように彼の音楽に生かされているのかが分かります。また、「10年先、100年先に残る作品を目指す」という彼らのビジョンが、未来に向けた創作活動にどのように影響を与えているのかにも言及されました。
この放送の内容は、radikoのタイムフリー機能を使用して、放送後1週間以内であればいつでも聴くことができます。ぜひチェックしてみてください。
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