九州豪雨災害支援に向けた取り組み
令和7年8月、九州を襲った豪雨が引き起こした大規模な災害の影響を受けた皆様に、オートバックスセブンは心からのお見舞いを申し上げます。この度、同社は一般社団法人日本カーシェアリング協会に対して、災害時に無償で車両を貸し出す活動の一環として、8台の車両を寄贈することを決定しました。これにより、被災者の生活再建を支援することを目的としています。
車両寄贈の背景
最近、熊本県ではカーシェアリング車両が不足しており、被災者の支援活動が思うように進まない状況がありました。オートバックスはこの状況を受け、さらなる支援が必要であると判断し、追加で5台の車両を寄贈する準備を進めています。これによって、合計13台の車両が熊本県内で利用可能となり、支援活動の効果が高まることが期待されています。
継続的な支援の取り組み
オートバックスセブンは「クルマを活用した災害支援」として、2025年度まで継続的に車両の寄贈を行っていくことを明言しました。災害発生時において、車両が生活再建のための重要な手段であることを理解しており、その提供にとどまらず、貸出車両の無償整備やメンテナンスも行っています。こうした活動を通じて、ライフラインの維持に貢献しています。
協定とアライアンスへの参加
さらに、オートバックスは2021年7月に日本カーシェアリング協会と「災害時における車両支援協定」を締結しています。この協定を通じて、平時から車両を寄贈することで、災害発生時に迅速な支援ができる体制を構築しています。また、「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」にも参画しており、企業や自治体と連携した災害支援ネットワークを通じて、クルマの迅速な提供を実現しようとしています。
日本カーシェアリング協会について
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災を契機に、寄付車両を活用した支え合いの仕組みを構築した非営利組織です。公式ウェブサイトでは、寄付車両や活動内容について詳しい情報が提供されています。
終わりに
日本では毎年のように自然災害が襲い、特にクルマをはじめとした移動手段の確保が重要です。オートバックスは、日本カーシェアリング協会と協力し、被災地域における迅速な復旧支援を継続して取り組んでいく所存です。「クルマのことならオートバックス」の理念のもと、社会貢献を果たしてまいります。
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