AVACO STUDIO運営開始
2025-06-11 11:38:49

株式会社サウンド・シティがAVACO STUDIOを運営開始、音楽界に新たな創造空間を提供

株式会社サウンド・シティがAVACO STUDIOの運営を開始



株式会社サウンド・シティが、2025年4月1日から信愛合同会社が所有する「AVACO STUDIO」の運営を開始します。この動きは、クリエイターの多様な表現活動を支援し、より充実した制作環境を整えることを目的としています。

背景と目的



サウンド・シティは麻布台を拠点に、レコーディングスタジオ14か所とMAスタジオ9か所を運営し、クリエイターの多様なニーズに応じてきました。しかし、最近の音楽業界では、物理的・経済的な問題により、オーケストラやバンドが一堂に会しての大規模録音が減少している現状があります。

そんな中、AVACO STUDIOの「Recording 301」では、60人規模のフルオーケストラの録音が可能であり、また「Recording 302」は、数々のアーティストが名曲を生み出してきた実績を持つ施設です。この歴史あるスタジオを未来に引き継ぎ、ミュージシャンが才能を存分に発揮できる環境を守ることがサウンド・シティの目標です。これは単なる事業拡大ではなく、クリエイティブシーンの未来に向けた「文化の継承」と位置づけています。

伝統と多様性の融合



AVACO STUDIOの開放により、伝統的なスタジオとサウンド・シティの多様なサービスが融合します。AVACO STUDIOは、1952年の創業以来、映画音楽やアニメ制作など、さまざまな名作を支えてきました。

「Recording 301」と「Recording 302」は、特に大型録音に適したスタジオであり、アフレコに特化した「Recording 303」や、最終仕上げ用の「Four Tune」も備えています。これにより、サウンド・シティは音楽録音だけではなく、映像制作のニーズにも応える制作環境を提供しています。

サウンド・シティのサービスの幅



サウンド・シティは、スタジオを提供するだけではなく、ライブレコーディングからポストプロダクション、エンジニアの派遣、機材レンタルまで、クリエイターの多様なニーズに応える総合的なソリューションを展開しています。この連携によって、AVACO STUDIOが提供する伝統的なスタジオ環境と、新たなサービスの強みが合致し、オーケストラやバンドの録音、アニメのアフレコ、ダビング、ポストプロダクションまでを一貫してサポートする体制が強化されます。

今後の展望



サウンド・シティは、AVACO STUDIOの持つ貴重な物語や価値を次の世代に引き継ぎ、彼らの持つ多様なサービスを活用することで、音楽やアニメなどのクリエイティブな活動の場を提供します。これから生まれる作品を通じて、世界中の人々に感動を届けることを目指します。

会社概要



株式会社サウンド・シティ


所在地:東京都港区麻布台2-2-1
代表取締役社長:明地 権
事業内容:レコーディング業務、ライブ録音、機材レンタル、音楽制作、映像編集など幅広いサービス
公式URL

株式会社サウンド・シティホールディングスについて


音楽レコーディングからポストプロダクションまで幅広いサービスを提供し、クリエイティブなコンテンツ制作を通じて感動を届ける企業グループです。音と映像を用いてクリエイターの想いを形にします。


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