さいたま市の新プロジェクト
2024-12-25 16:31:07

さいたま市がスポーツと産業共創でビジネス創出を目指す新プロジェクト

さいたま市がスポーツと産業共創でビジネス創出を目指す新プロジェクト



2024年12月10日、さいたま市にて中間発表が行われた「さいたま市版SOIP」は、スポーツと他の産業の共創を通じて新たなビジネスの可能性を探るプログラムです。このプログラムは、株式会社ザスモールシングスが主導し、さいたまスポーツコミッションと連携しながら推進されています。

参加企業とサポート


このプログラムでは、浦和レッドダイヤモンズと大宮アルディージャという2つのサッカーチームが参加しています。両チームはそれぞれ異なるテーマでビジネスアイデアを募集し、全体で23件の応募の中から厳選な選考を経て選ばれた4社が、アーリープロトタイピングを通じて事業案を発表しました。

浦和レッズの取り組み


浦和レッズが提案したテーマは「サッカーの試合観戦を環境問題の解決につなげる仕組み」です。採択された企業はジーピック合同会社とサッカードットコム株式会社で、提案タイトルは「さいたま市をグリーンインフラ先進地域に~見沼田んぼ産モリンガの挑戦~」です。チームからのコメントには、モリンガという植物の新たな可能性を感じたことや、浦和地域に貢献しつつビジネスを創出する意志が表現されています。

大宮アルディージャの取り組み


一方、大宮アルディージャでは「平日のNACK5スタジアムを使った取り組み」がテーマで、採択企業は株式会社SALです。提案された「NACK5スタジアムSPORTS AFTERSCHOOLプロジェクト」は、平日利用促進に向けた具体的な解決策を提示しています。大宮アルディージャはこのプロジェクトを通じて地域コミュニティとのつながりを強化し、地域経済の活性化に期待を寄せています。

フルプロトタイピングと今後の展望


今後、採択された共創プランはフルプロトタイピングに進み、実証実験や成果報告を経て事業化を目指します。2025年3月には成果報告会が予定されており、どのように事業が進化していくのか楽しみです。また、オープンセッションも計画されており、興味のある方は事務局に問い合わせが可能です。

さいたま市版SOIPの意義


「さいたま市版SOIP」では、社会課題の解決や新たなコミュニティの創出を目指しています。このプロジェクトにより、さいたま市はスポーツ産業を中心とした新しいビジネスの創出を図り、地域の振興と経済の発展を促進することを目指しています。

この取り組みは、地域に新たな価値を生む可能性を秘めており、今後の進展に多くの期待が寄せられています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: さいたま市版SOIP 浦和レッズ 大宮アルディージャ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。